魔法少女育成計画1


『魔法少女育成計画』(遠藤浅蜊著/このライトノベルがすごい!文庫)★★★★☆

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)
魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

2012年6月刊。
前々から読みたかったにもかかわらず、新刊も古本も売り切れ、電子書籍もなしという見事なまでの入手困難さに頭を抱えていた本作。
アニメ化決定!ということで全巻重版が決まり、晴れて手に入れることができました!!ε٩( ºωº )۶з

ワクワクしながらいざ読んでみると、予想以上に鬱な内容に衝撃。
事前に「16人の魔法少女が登場するバトロワもの」とは聞いていたものの、それでもキャラや小物の可愛さと内容とのギャップに戸惑うしかなく・・・・・・。面白かったんですけど、読みきった後の疲労感がものすごいですね、これ(´;ω;`)
割とグロめ描写が多かったのですが、アニメどうなるんでしょう?楽しみですw

☆あらすじ☆
大人気ソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』は、数万人に一人の割合で本物の魔法少女を作り出す奇跡のゲームだった。幸運にも魔法の力を得て、充実した日々を送る少女たち。しかしある日、運営から「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という一方的な通告が届き、十六人の魔法少女による苛烈で無慈悲なサバイバルレースが幕を開けた……。第2回「このラノ」大賞・栗山千明賞受賞作家の遠藤浅蜊が贈る、マジカルサスペンスバトル!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ソシャゲ「魔法少女育成計画」のプレイヤーであり、このゲームによって「本物の魔法少女」に選ばれた16人の少女たち。
ゲームのマスコットキャラクター・ファヴ「魔法少女が増えすぎたので、半分の8人に減らす」と宣告された彼女達は、最初はマジカルキャンディーを奪い合い、さらには互いの命を奪い合うことになるのです。

 

予想以上にハードでエグい内容でした・・・・・・(((゜Д゜;)))
心根の優しい魔法少女スノーホワイトを筆頭とする16人の群像劇となっているのですが、まぁ本当にポロポロと減っていくこと。
スノーホワイトの騎士だったラ・ピュセルと、大きな壁になりそうだったルーラの二人が立て続けに脱落した段階で、「これは誰が死ぬか最後まで読めない・・・!」と覚悟させられました。
ラ・ピュセルとか(確かに死亡フラグは立っていましたが)、スノーホワイトとの関係的にもっと最後の方でリタイアするものだと思っていたのに!ラブ的な展開をこっそり待ってたのに!

 

予想出来ない展開が立て続けに起こる、魔法少女たちのデスゲーム。
最初のキャンディー集めから次第に「相手を殺せばいいんじゃん」みたいな発想に流れていく魔法少女達の狂気にゾッとしました。
しかも、マトモな人間から殺されていくと思いきや、狂っててもあっさり死んじゃうんですよね・・・・・・。それがまた怖いところなのですが。
本当に最後まで生存者の予想がつきませんでした。

しかも途中でさらに減らされるし。
「誰が残るか」どころか「何人残るか」まで予想外すぎて、読み終わった後の虚無感たるや。恐ろしい小説ですね!

 

それはそうと、こういう魔法少女モノでマスコットキャラクターがクソなのは様式美ですが、そのバックにいる「魔法の国」が関与していなかったのは意外でした。全部まとめてグルだと思ってたのに。なんだか良識的なのもさらに意外でした。

 

さて、予想外な形で二人が生き残ったものの、なんだかスノーホワイトの様子がおかしいのですが。このシリーズの続きってどうなるんでしょう?二人はまた出てくるのかな?
とりあえず3巻までは買ってあるので、引き続き読んでいこうと思います。

3巻を読んだ後でも4巻以降をちゃんと買えるのかどうか。それだけが懸念(´・ω・`)

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