シンデレラ伯爵家の靴箱館5 偽りの乙女は時をかける


『シンデレラ伯爵家の靴箱館 偽りの乙女は時をかける』(仲村つばき著/ビーズログ文庫)★★★★☆

シンデレラ伯爵家の靴箱館 偽りの乙女は時をかける (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから
シンデレラ伯爵家の靴箱館4 小さき乙女は神を知る | 晴れたら読書を
2015年9月刊。
「魔術師の靴」を探す靴職人の物語第5弾。
今回もアランはアランすぎて、かなり笑いましたw
ラストのあきさんのイラストも最高です。あの台詞は見た瞬間に時が止まった。

☆あらすじ☆
シンデレラの末裔・アランと新米靴職人のエデルはついに両思いに。まだ不安は残るものの、仕事に恋にエデルは幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、≪魔術師の靴≫を片方だけ履いた女侯爵が靴店を訪れる! 靴の力で彼女の街・シエルナが幽霊街化してしまったという。真実を見極めるべく、幽霊街に向かう2人だったが……そこで、記憶を失ったあの男と再会し!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回の《魔術師の靴》のモチーフは「長靴をはいた猫」
あまり詳しく知ってる童話ではなかったのですが、かなりうまくアレンジして物語に落とし込めていたのではないでしょうか。今回も面白かったです。

 

幽霊街となってしまった港町。偽物の女侯爵。そして、記憶を失ったセス。
アランとエデルが立ち向かう今回の《魔術師の靴》の物語は、女侯爵ビオレッタが隠してきた嘘の物語へとつながっていくのです。

「ビオレッタ」の物語はなかなかに読み応えがありました。
彼女の嘘に隠された決意が痛ましく、その友情はとても美しい。
全てが終わった後に領民がみせた敬愛まで含めて、かなり綺麗にまとまっていました。
巻を重ねるごとに構成がうまくなってるなぁ。

ただ、最後のスペクタクルな展開はパニックホラーぽくて面白かったのですが、ちょっと読みづらいところがあったかも。面白かったですけどね。

 

それはそうと、今回はアランの両親が初登場!
アランとエデルの恋が実るためには身分差がネックなわけですけど、なんとなくスルッとうまくいくと思っていました。
でもちゃんと身分差について戦って行く感じなのでしょうか?少なくとも父とは戦わなければならないようですが・・・・・・。

本当にどっち?コメディなの?シリアスなの???
一瞬シリアスになるかと思ったのに、アランの「幸せな豚になります(キリッ」で全部台無しだよ!!!!w
最後であきさんがイラスト描いてくれてましたけど、確かにあのシーンの亜空間っぷりはやばい٩( ºωº )۶

 

まぁアランの亜空間は最初の「ラードのようだ」「顔を洗います」から突入済みではありましたが・・・・・・彼は戻ってこれるのだろうか。
アメフラシ云々色も相当でしたけどね。
動物にたとえるならモフモフにしろよ!ってツッコミ入れてたら「警察犬」発言でモフモフもダメなのか・・・!orzと無駄な敗北感を味わってしまいましたww
なんなのこの残念イケメン!全方位死角なし!!

 

今回もアランはとっても楽しかったですw
何気にヴァイオレットの話が挟まっていて、エデルの出自的に重要なエピソードだったはずが、全部吹っ飛びました。どうしてくれる。

というわけで次巻も楽しみです!ヾ(*˙︶˙*)

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