スカーレット・ウィザード1


『スカーレット・ウィザード1』(茅田砂胡著/中公文庫)★★★★☆

スカーレット・ウィザード1 (中公文庫)
スカーレット・ウィザード1 (中公文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2014年5月刊。初出はC☆NOVELSファンタジア1999年7月刊。
茅田砂胡作品初挑戦です!予想以上に面白すぎて、今まで読まなかったことを後悔するレベルでした。
「怪獣夫婦」最高すぎる・・・・・・特に嫁・・・・・・宝塚スターみたい・・・・・・宝塚で舞台化してくれないだろうか(真顔)
そしてこの骨太なスカイオペラが魅力的でたまりません。早く続き読まなきゃ!

☆あらすじ☆
海賊王の異名を持つ一匹狼のケリーに、エネルギーと情報の二つの分野を支配するクーア財閥の総帥ジャスミンから仕事の依頼が舞い込んだ。だが話を聞きに出向いてみると――出されたものは『婚姻届』で……? しかも承諾か拒否かの決着は宇宙での追いかけっこで決めることに?? かなり異色な恋愛小説が文庫で登場!

以下、ネタバレありの感想です。

 

海賊王ケリーの前に現れたのは、世界を牛耳る大財閥の総帥ジャスミン
亡父の遺言で結婚相手を決めなければならないジャスミンが、謀略や襲撃にあっても簡単に死にそうにないケリーに「旦那役」の白羽の矢を立てて1年間の婚姻を迫る、というストーリーなのですが、このジャスミンの無茶苦茶っぷりがとても爽快!

序盤の追いかけっこから見せつける規格外のバケモノっぷりに、ケリーといっしょに呆然となってしまいましたww
本当に、何を間違って女に生まれてきたのか・・・・・・いやいや女だからこそ良いんですよね!超絶かっこいい!!!

 

ジャスミンの夫になったケリーに対して、嫉妬心を剥き出しにする女性陣の気持ちもわかります。
これは女が惚れる女。こんなにイケメンな女キャラは滅多にいません。
終盤の戦いでのジャスミンの余裕の無敵な型破りっぷりは痺れましたー!
60メートル生身で飛び降りるの!?ケリーも!?ってww

 

そんなジャスミンに苦笑いしたりドン引きしたりしながら、なんだかんだ楽しそうについていくケリーも素敵。
良いなぁこの夫婦。仮面夫婦かと思いきや、すでに最強夫婦の風格がありますよ?
個人的にはジャスミンに迫られてタジタジのケリーがかなり楽しかったです( ´ ▽ ` )
「強姦なら成立する!」に笑った後の「わたしは、今、とってもおまえが欲しいんだ」は正真正銘の殺し文句でしたw

 

あらすじの「恋愛小説」に期待して読んだのですが、(予想を遙かに上回って)スペースオペラとして魅力的な作品でもありました。
特に最初の追いかけっこのシーンは本当に素晴らしいε٩( ºωº )۶з
原始太陽の宙域で繰り広げられる逃亡劇はまさにスペクタクル!映画で見たい感じでした。
最後は地上の市街戦でしたけど宇宙での戦いもまたやってくれるのかな?

 

とにかく面白かったです!これは早く2巻も読まねば。

中公文庫版で読んだものの、途中からノベルス版を買ってそうな予感w
整形前後のケリーの顔とか、挿絵が見たいので。でも文庫版のカバーもオシャレだし・・・・・・どっちも買おうか。

スポンサーリンク
 
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。