異世界料理道2


『異世界料理道2』(EDA著/HJ NOVELS)★★★☆☆

異世界料理道2 (HJ NOVELS)
異世界料理道2 (HJ NOVELS)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから
異世界料理道1 | 晴れたら読書を
2015年4月刊。
リベンジに燃える第2巻。
分からず屋の頑固親父を納得させるために、アスタは何を思うのか。
料理がテーマではあるけれど、飯テロとはまた少し異なる方向性に進んできたのが面白い!

☆あらすじ☆
ジバ=ルウの心を料理によって救い、森辺の祝福を受けたアスタ。しかし、ルウ家の家長ドンダ=ルウに『この料理は毒だ』と言われてしまう。もう一度料理を作らせてほしいと訴えたアスタに、ドンダ=ルウは眷属の婚儀の前祝で料理を作れと命じた。果たしてドンダ=ルウが料理を『毒』であるとした理由とは。そしてアスタの出した答えは――。

以下、ネタバレありの感想です。

 

ドンダ=ルウに料理を毒呼ばわりされ、納得のできないアスタがリベンジに挑む第2巻。

 

悩みに悩み抜いた末に、アスタがたどり着いた答えがとても良かったです。

 

アスタのいた現代日本とは何もかも異なる異世界。
そこに「アスタの料理」を持ち込むことがどんな影響をもたらすのか。
ドンダ=ルウが、アスタの料理の何をもって毒だと評したのか。

 

言われてみれば確かに、という答えでした。だからこそハッとするというか。
普段は気にも留めない「嚙む力」
現代日本とは違って、嚙む力が弱くなれば生きることが難しくなってしまう世界なのだから、確かに柔らかいハンバーグは「毒」となるのかも(´・ω・`)

 

良かれと思ってやった事が裏目にでることはよくありますが、それを乗り越えるときにどういう態度で臨むのかって結構大事なことだと思うのです。
その点、アスタはドンダ=ルウとその家族全体に対してとても真摯な態度を貫いたのではないでしょうか。
とても気持ちの良い結末でした。ドンダ=ルゥが祝福をくれるシーンは胸が熱くなってしまいました。まさかおっちゃんのデレにときめくとはw

 

さて「ハンバーグ」にハマるのはまずいとわかったわけですけど、アイ=ファはどうするのかな。
無言で「はんばーぐ・・・」ってねだるアイ=ファが可愛すぎたのにもう見れないのかな?それはちょっと寂しい(´-ω-`)

 

食前酒 〜狩人の道〜

本編開始2年前のアイ=ファの話。
あとがきでも書いてますけど、アスタがいないとこんなにシリアスになってしまうのか。森辺の暮らしの厳しさが、アイ=ファの葛藤と苦しみからひしひしと伝わってきました。
アイ=ファが孤独になっていく様子も読んでいて辛い。アスタは騒がしいヤツだけど、アイ=ファにとって幸せな出会いだったんだろうな。

 

今回も面白かったです。3巻も早めに読みたいと思います。

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