乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・1


『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・1』(山口悟著/一迅社文庫アイリス)★★★☆☆

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1 (一迅社文庫アイリス)
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1 (一迅社文庫アイリス)

2015年8月刊。
なろう書籍化作品。
全ルートもれなく破滅が予定された悪役令嬢に転生してしまった主人公が、破滅回避のためフラグを叩き折りまくる物語です。
フラグを折るつもりで別のフラグが立っちゃうのは悪役令嬢転生モノのお約束なのでしょうかw
くすっと笑える楽しい作品でした。
2か月連続刊行ということで、9月にでる2巻も楽しみです。

☆あらすじ☆
頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したら、公爵令嬢に生まれ変わっていた私。え、待って!ここって前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない?しかも、私、ヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナなんですけど!?結末は国外追放か死亡の二択のみ!?破滅エンドを回避しようと、まずは王子様との円満婚約解消をめざすことにしたけれど…。悪役令嬢、美形だらけの逆ハーレムルートに突入する!?恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ★

以下、ネタバレありの感想です。

 

頭を打った拍子に、乙女ゲームの「悪役令嬢」に転生してしまったことを知った公爵令嬢カタリナ
ゲーム通りなら良くて追放、悪ければ殺されてしまう「破滅」を回避するため、カタリナはあの手この手の(見当違いな)努力を始めるのです。

 

この小説、たぶん面白くなるのは次巻からなんじゃないかなー?と思ったんですけど、どうなんでしょう。
この巻はカタリナの幼少期から始まり、ひたすら破滅フラグをへし折るつもりで別のフラグを積み上げていく姿が描かれていきます。
殺されないように剣を習ったり、追放されても生きていけるように魔法を鍛えたり。
そうした明後日の方向に突っ走った結果、完成した男女問わずの逆ハーレム。
この逆ハーレムができてからが本番ですよね!?違うのかな。

 

個人的な印象としてはこの巻はまるまるプロローグって感じでした。ずっとお子様時代の話ですし。
それでも面白いのは流石なろうの人気作。
カタリナの抜けてるコメディなところとか、周囲のバチバチしたライバル関係とか、読んでいて楽しかったです。

まだ「乙女ゲーム」の舞台にたどり着いてませんし、ぜひとも学園編でこのハーレムを活用していただきたい!

まぁカタリナならきっとゲームの主人公すらもタラシ込みそうですけどw敵はいなさそうだ。

 

ただ、逆ハーレムはどちらかというと好きではない私としては、早めにカタリナのお相手は決まってほしいなぁとも思ったり。
やっぱり本命はジオルドでしょう!
カタリナに気持ちを全く気づいてもらえないどころか「婚約解消していいよー!」とか言われちゃう哀れな腹黒王子の奮闘がみたい。超みたい。

 

ところで2巻も今回みたいな構成になるのでしょうか。
同じシーンを別視点で書いていくのはキャラの心情がわかって面白くはあるものの、繰り返しになるためにテンポは犠牲になった気がします。とはいえ、別キャラ視点の方がカタリナの奇抜さと優しさが伝わってきてほっこり笑えるんで、欠点だったかと言われると微妙なところなんですが・・・・・・。

 

とりあえず、2巻も楽しみです!

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