翼の帰る処3 歌われぬ約束(下)


『翼の帰る処3 歌われぬ約束(下)』(妹尾ゆふ子著/幻冬舎コミックス)★★★★☆

翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― 下
翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― 下

2012年12月刊。初出は幻狼ファンタジアノベルス2011年8月刊。
爆弾大量投下の上巻に続く、なんとも苦い後味の下巻。主従の絆が救いです。

☆あらすじ☆
皇帝の策略によって罠に陥ったヤエトは、ルス公当主ライモンドと対面し、逃亡した商人を引き渡すよう要請する。要求は受け入れられたものの、無理がたたって倒れてしまうヤエト。からくも北嶺に戻るが、皇帝の策略を阻止するため、ヤエトは無理を押して再び北方へ向かうことを決意する。それを決断させた裏には、“過去視”の力で出会った謎の少女・ルシルの願いを聞き入れたいという思いがあり―。

以下、ネタバレありの感想です。

 

ぽんぽーん、という感じでヤエトに難題が放り込まれまくった第3巻。
一番の問題は「皇帝に過去視の恩寵がバレてるー!!ということでしたが、・・・・・・なんとも苦い結末に(´・ω・`)

 

恩寵の力については、かなりギリギリの綱渡りっぽかったですけど、見逃してもらえたのかな?皇妹の様子からするとそこに何か理由がありそうな気がしますけど。

 

大きな犠牲を払ったのは皇女。
最後の涙の挿絵には胸が締めつけられそうでした。皇女の気高さと優しさから出た行動が、彼女自身を気づける結果になってしまったのは残念です。

 

ただ、ヤエトとルーギンが皇女の両翼としての忠誠心を確認し合ったシーンは良かったです。この主従、ほんとにいいなぁ。

 

それにしても、皇位争いは本当にどうなってしまうのでしょう。
ヤエトの決意的に、やはり皇帝を目指しそう・・・・・・皇女の心を守るために。

 

巻末短編「鳴弦の響き」

ルシルの問題は、予想外の方向で解決して驚きました。
もし魔界の蓋が開けば、彼女がヤエトと共に戦うことになるのでしょうか。

それはともかく短編でのルシルとセルクにはほのぼのしました。仲良し兄妹っぽいなぁ(´∀`*)

 

引き続き4巻以降も読んでいきます(`・ω・´)ノ

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