翼の帰る処2 鏡の中の空(下)


『翼の帰る処2 鏡の中の空(下)』(妹尾ゆふ子著/幻冬舎コミックス)★★★★☆

翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― 下
翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― 下

前巻の感想はこちらから
翼の帰る処2 鏡の中の空(上) | 晴れたら読書を
2012年11月刊。初出は幻狼ファンタジアノベルス2009年8月刊。
皇女とヤエトの絆の強さにニヤニヤしていたのですが、一方で恩寵や神々の話も大きく目立ち始めてきました。
面白すぎる!!

☆あらすじ☆
四大公家のひとつ“黒狼公”となったヤエトのもとに、砂漠に巣食う盗賊を捕縛しようと第二皇子の使いがやってくる。その盗賊団と接触を試みたヤエトは、自らの恩寵の力と対になる未来視の力を持つ女性と出会い…。一方、兄である皇子同士の激しい後継争いを目の当たりにし、衝撃を受けた皇女は、ヤエトの助けを得ながら、自らの進むべき道を模索し始める。―陰謀と謎が渦巻く中、ヤエトの過去視の力が視た『真実』とは。

以下、ネタバレありの感想です。

 

発情して(笑)、保護者ヤエトのところに強制送致されてしまった皇女。
そんな間の抜けたスタートを切ったものの、今回の皇女は王としての器を見せ、その成長を感じさせてくれた気がします。
最初の頃のじゃじゃ馬はもういないのか・・・・・・と思ったんですが、今でも十分じゃじゃ馬でしたね。

 

さて、前回で頼りになる爺騎士っぷりをみせたジェイサルドですが、今回でさっそく隠していた秘密を出してきました。
裏切り、というわけではないのかなぁ。いや、皇帝にバレるとヤエトの責任問題になるわけで、やっぱり裏切りですね。信じてたのに!

 

黒狼公領が抱えていた秘密。亡国の王族の生き残りたち。そして、彼らを束ねる「予言者」ウィナエ
ウィナエの登場により、ますます伝説の現実化が大きな問題としてヤエトに立ちはだかることになってしまいました。
彼女の存在感が加速度的に増していくのも気になります。
仮にウィナエと敵対したとして、過去視の能力が未来視の能力に勝てるのか不安ですし、先行きが怖くなってきました。
今回のヤエトは酔っ払ってひっくり返っていた印象が強いだけに余計に・・・・・・w

 

怖いといえば皇妹も相変わらず。
第三皇子の悪巧みすら、子どものおいたぐらいに見てるような。彼女の狙いは一体どこにあるのか。

 

魑魅魍魎ばかりの皇族の中で皇女だけがまともなのかと思いきや、初登場の第二皇子もなかなかの良キャラでほっとしました。結構好きなキャラだなー。出番増えるでしょうか?

 

今回もとても面白かったです。
あと、巻末短編のエイギルの愛妻家っぷりは天晴れでした。ラブレターの返事がいつかくるといいですねw

引き続き、3巻を読みたいと思います( ´ ▽ ` )ノ

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