『彼女は戦争妖精〈ウォーライク〉8』(嬉野秋彦著/ファミ通文庫)★★★★☆
彼女は戦争妖精8<彼女は戦争妖精> (ファミ通文庫)【Amazon】/【BOOK☆WALKER】
前巻の感想はこちらから
2011年5月刊。
クライマックスに向けて急速に走り出した第8巻。
面白すぎですけど、とても辛い・・・・・・。
☆あらすじ☆
さわから譲り受けた“妖精の書”とともに、無事帰還した伊織たち。岩手での戦いを経験した伊織は、なるべく常葉を戦闘から遠ざけるよう、自分とクリスだけで、襲いかかる“鞘の主”を返り討ちにしていく。そんな伊織の優しさに、常葉は喜びと不安を感じていた。一方、ついに現れた六人目の“吟遊詩人”シリー・ウォーク。他の“吟遊詩人”たちとの対面を済ませた後、薬子に接近した彼の目的とは!?近づく終局、交錯する心。人気シリーズ第8巻。
以下、ネタバレありの感想です。
常葉と伊織の関係が変わったことで、伊織の戦い方も変わり、その張り詰めた空気にひたすらハラハラしました。
物語も結末に向けて大きく動き出し、色々なキャラクターが大きく動き始めました。整理されてきた、ともいうか。
健二&まーちゃんコンビの死亡フラグにドキドキしていたのですが、まさか、先輩がこうなっちゃうなんて・・・・・・(´;д;`)
前半の張り詰めた伊織を考えると、先輩の手紙を読んだ彼の想いが苦しいくらい想像できて辛いです。うう・・・・・・
ラスボスは先生になるのか。
そしてその影にいるのは6人目の吟遊詩人シリー・ウォーク。
まさか彼がこういう形で出てくるなんて。予想外すぎます。
ウォーライクの正体、楽園の正体、世界の仕組みなどなど、シリーズの大きな謎はほぼ全て明かされてしまい、残すは決着だけとなりました。
早く続き読まなきゃ。
でも次で最終巻かぁ。楽しみです!
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