横浜ダンジョン 大魔術師の記憶


『横浜ダンジョン 大魔術師の記憶』(瀬尾つかさ著/角川スニーカー文庫)★★☆☆☆

横浜ダンジョン  大魔術師の記憶 (角川スニーカー文庫)
横浜ダンジョン 大魔術師の記憶 (角川スニーカー文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2015年8月刊。
異世界の大魔術師だった前世を思い出した高校生が主人公の、ダンジョン探索系の現代ファンタジー。
ヒロイン育成的な要素がメイン、なのかな?
瀬尾つかさ作品は初読みだったのですが、残念ながら本作は私には合わなかったようです(´・ω・`)

☆あらすじ☆
賢者の前世を持つ少年が、少女たちとダンジョンを探索!
世界各地にダンジョンが出現した世界――高校生の少年・響は、無詠唱で魔法を使うことができる特殊能力を持っていた。ある日、響はダンジョンの探索者でクラスメイトの春菜から戦い方を教えてほしいと言われ――。

以下、ネタバレありの感想です。ネガティブ注意。

 

交通事故をきっかけに異世界最強の魔術師アルランだった過去を思い出した黒鉄響
魔法を使う素質を持ちながらも妹に気を使って力を隠してきた響は、クラスメイトの真藤春菜を助けたことをきっかけに、彼女にルーンの扱い方を教えることになります。一方で春菜の妹から前世の恋人だったナーシャの現状を聞き、響は横浜大墳墓と呼ばれるダンジョンに潜ることを決意して・・・・・・という物語。

 

ストーリー自体は悪くはなかったと思います。
最強の前世を持ち、現代の探索者とは比べものにならないスペックを持つ主人公が、うまく力を引き出せないヒロインを育てていくと言う話は最近よく見る人気のある設定ですし。ヒロインたちも可愛くなかったわけじゃないです。

 

ただ、地の文と会話のテンポがさっぱり合わなかったんですよね・・・・・・
ダンジョンものだけどダンジョン内の描写はぼんやりしてますし、主人公のキャラもいまいち掴みづらい。
ヒロインたちが率先して下ネタに走っていくところも、シリアスな背景との落差が激しくてあまり好みじゃなかったです。

 

あとテンプレな要素の詰め込みが目立つ割に独自性に欠けてたかな、と。
この作品でしか読めない面白さを感じることができませんでした。
横浜にダンジョンを作って現代ファンタジーの舞台にするという発想は良いと思うのですが、その割には現代日本という舞台設定を活用できていたようには思えませんでした。中世ファンタジー世界にそのまま移し替えても問題なさそう。

 

話が進めばもしかしたら楽しめるのかもしれませんし、世界観の謎とかは気になるんですけど・・・・・・うーん・・・・・・
残念ですが、今回は私には合わなかったということで。次回作に期待します。

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