左遷も悪くない1


『左遷も悪くない』(霧島まるは著/アルファポリス)★★★★☆

左遷も悪くない
左遷も悪くない

2013年12月刊。
鬼軍人が左遷先で嫁をもらい、貞淑な嫁に癒されたりその親族に振り回されたりしながら、ほのぼの楽しい田舎ライフを送る物語です。
どちらかというと地味な物語なのですが、この夫婦が可愛すぎて可愛すぎて・・・・・・(´,,•ω•,,)♡
これなら確かに左遷も悪くないw

☆あらすじ☆
優秀だが融通が利かず、上層部に疎まれて地方に左遷された軍人ウリセス。左遷先でもあらぬ噂を流されて孤立無援状態のウリセスだったが、ふとしたことから、かつて彼が命を救った兵士の娘レーアとの縁談が舞い込む。そのまま、式の当日までお互いの顔すら知らずに結婚した二人。ウリセスの武勇伝を聞かされて育ち、ずっと彼に憧れていたレーアは健気に尽くそうとするが、緊張と不器用さから首尾よく立ち回れない。一方のウリセスも、無骨な気質が仇となり、彼女の気持ちに上手く報いることが出来ないでいた。そんな中、個性豊かなレーアの兄弟達が、次々と二人の前に現われる。彼等がもたらす騒がしくも心温まる出来事は、軍人として厳しく己を律して生きてきたウリセスに、かつて味わったことのない癒しを与えてくれるのだった。レーアとの絆、そして家族への愛情が深まるにつれ、不遇だったはずの彼の左遷が、思いもよらぬ幸せに満たされていく―。

以下、ネタバレありの感想です。

 

無骨で融通が利かない性格のため、貴族に睨まれて左遷されてしまった軍人ウリセス
そこで舞い込んできた縁談を特に思うことなく受け入れ、顔も名前も知らないまま結婚。
しかし、そうして始まった嫁レーアとの生活は、思いがけずウリセスの心を温かくしてくれるものだったのです。

 

寡黙で不器用な軍人の夫と、彼を尊敬し必死に尽くそうとする貞淑な妻。
現代であれば古くさいとも言えそうな夫婦像ですが、物語の世界観にはとても良く馴染み、その上で幸せそうなふたりの姿にほっこりしてしまいます。

初対面同士のぎこちなく始まった新婚生活。
ウリセスとレーアがゆっくりとお互いを理解して心の距離を縮めていく姿が素敵でした。
ていうか名前の呼び方可愛すぎません!?つっかえるとかwそんな嫁の呼び方を気にしまくってる夫とかww
ダメだこれは萌え転がるしかない・・・・・・!

ウリセスの不器用さがたまらないんですよ。
最後のバーベキューでの求婚は最高でした。そこか!そのタイミングか!ってニヤニヤしまくりでした(´,,•ω•,,)♡

 

新婚2人を囲む周囲の人たちも優しくて良いですね。
騒がしい兄弟たちも楽しいし、「新実の儀」の顛末は心が温まるものでしたし。みんな優しくて素敵。
しかしコンテ兄妹はほんとキャラ濃いな・・・・・・ルーベンの悪友キャラが楽しかったですww

 

派手な展開のない、地味で大人しい物語ですが、とても好みな作品でした。
このまま左遷先の田舎ライフが続くのか、それとも都に呼び出される展開がきたりするのか。
2巻以降も読んでいこうと思います(`・ω・´)ノ

左遷も悪くない
霧島 まるは
アルファポリス
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