『百錬の覇王と聖約の戦乙女〈ヴァルキュリア〉7』(鷹山誠一著/HJ文庫)★★★★☆
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前巻の感想はこちらから
2015年3月刊。
ラストに「おお!そうくるかー!」と思いつつ、なかなか面白い方向へ進んでくれて満足です( ・ㅂ・)و ̑̑
☆あらすじ☆
シギュンの秘法によって突如現代に帰還してしまった勇斗。最愛の幼馴染み、美月との再会に歓喜しながらも、ユグドラシルに残した「家族」のことが気がかりでならない。一方、勇斗が消えたことで大混乱に陥った“狼”軍。それに乗じた敵国“豹”の大攻勢に対し、フェリシアたちは決死の覚悟で臨むが…!?勇斗が最大の決断の時を迎える、第7弾!!
以下、ネタバレありの感想です。
ついに現代に帰還した勇斗。
しかしそれは、戦争の真っ最中&敵の罠という不本意すぎるタイミングで・・・・・・というところから始まる第7巻。
やっと美月と再会ですね!
念願叶った恋人(未満)たちの甘酸っぱい空気にめっちゃニヤニヤしてしまいました(*´∀`)
残してきた〈狼〉を心配しつつも、久しぶりの現代日本を満喫する勇斗の姿にも、これまでの我慢が垣間見えて少し同情。
気がかりだった父親との確執については、まぁ原因はそんなところだろうなぁとか思ってしまいましたがw
実にベタである。だけどこういう話は心が温まるので良いです。
一方の〈狼〉の面々。
総大将を失い、予想以上の崩れっぷりにハラハラ。
さすがにここでルーネは死なないだろって思ってましたが、なかなかギリギリですよね・・・・・・。
周囲との協力関係も勇斗不在ですぐさまヒビが入ってしまいましたし、ほんと、勇斗は早く戻らないと(´・ω・`)
しかしロプトは本当にイライラしますねー・・・はやく退場してくれないかなー・・・?
さて、ラストはまた意外な展開へ。
美月の決断は彼女らしいものの、しかしこれで電子書籍代は誰が稼いでくれるのか・・・・・・
現代日本とユグドラシルをつなげてくれる人物が他に現れるのでしょうか。サヤ姉?
サヤといえばユグドラシルの謎を解明したとか言ってましたが・・・・・・焦らすなぁ(´;ω;`)
しかしこれでやっと新刊に追いつけました。8巻もすぐに読もうと思います!