いつか世界を救うために クオリディア・コード


『いつか世界を救うために ークオリディア・コードー』(橘公司著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆

2015年7月刊。
「クズと金貨のクオリディア」(ダッシュエックス文庫)に続くプロジェクト・クオリディアの第2弾。
ただしストーリーに絡みはなく(シェアードワールドだから後々関係するのかな?)、単体でめちゃくちゃ楽しめます。とても面白かった!!
人類の敵と戦う少年少女。その頂点に立つヒロイン。そして、彼女の暗殺命令を受けた主人公。
無敵のヒロインを主人公はストーキング出来るのか!?じゃなかった殺すことが出来るのか!?という学園バトルファンタジーです。
変態とストーカーと熱いバトルのてんこ盛りでした。腹痛いくらい笑ったー!

☆あらすじ☆
西暦二〇四九年。世界は終わるかと思ったが、終わらなかった。突如として現れた正体不明の『敵』―“アンノウン”と戦争を続ける人類。防衛都市のひとつ神奈川の学園に転校してきた紫乃宮晶。彼の目的は『神奈川序列第一位・天河舞姫を暗殺すること』。しかし『最強』の称号を有し、人類の希望である少女の強さはあまりにも規格外で…。「のぞきではない。監視だ」「今は胸を調べている」「無論、尾行だ」「変態ではない、調査だ」「秘密裏に行う家宅捜索だ」舞姫の全てを知るための観察が始まった!?新世代ボーイ・ストーキング・ガール!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

人類の敵・アンノウンとの戦いが続く世界。
南関東管理局特殊部隊所属の紫乃宮晶(シノ)は、上司から防衛都市・神奈川の序列一位・天河舞姫の暗殺指令を受けます。
対アンノウン防衛戦の要である舞姫の暗殺に疑問を抱きつつも、シノは同僚の凛堂ほたると共に舞姫のいる神奈川学園に転入することに。

 

そこから、最強の戦士である舞姫暗殺のため、シノのストーキング生活が幕を開けるのです。

 

はいっ、アウトーーーーッ!!!

 

いくら姫が強すぎて正攻法じゃ勝てないからって、あれはアウトですよ!?
やってることが変態さん!紛う事なきストーカー!
ねぇ、ほんとはただの性癖でしょ?って思わずにいられないくらいの徹底ぶりでした。これぞ才能の無駄遣い。
もっともらしい理由を垂れ流してましたけど、どんどん苦しくなっていくしw
監視と観察って言えば全部許されると思うなよ!!

 

そして、この作品の怖いところはストーカーがシノだけじゃないというところ。

 

全員変態だったなんて・・・・・・青生は違うと思ってたのにオチ要員だったか。
今回の騒動は主人公が共闘の末に姫の仲間入りという、なんか良い感じに締めてましたけど、あれって要するにストーカーが交代しただけですよね?
シノはもはや姫を殺すことなんてできなさそうだし。とすると彼の属性はストーカーしか残らないわけだし(違)。主人公ってなんだろう。

 

個性的のように見えて、とても統一感のあるキャラクターたちでした・・・・・・舞姫逃げて超逃げて・・・・・・

 

学園バトルストーキングものだけにストーキングパートがめちゃくちゃ楽しかったのですが、もちろんバトルパートも熱くて最高でした( ・ㅂ・)و ̑̑
(もっぱら変態行為に使われていたけど)「世界」という設定は面白いし、なにより主人公とヒロインの共闘っていうのが大好きなんですよねー。
あの息の合ったコンビプレーがたまりません。ま、ストーキングのたまものなんですけど。

 

色々と謎が残るまま、今回は最悪の場面で次巻へと続くことに。
ほんと最悪ですw シノがあのピンチをどうやって切り抜けるのかとても楽しみですww

 

気になる伏線の中で最大のものは、やはりほたるの狙いですね。
姫とほたるの関係は序章で出てきていますが、コールドスリープ前の友人?
彼女達の話に出てきた「マリ」も後で出てくるのかな?それとも因縁の原因?

なぜほたるが姫を殺したいのかわかりませんが、なんとなく理由不明の暗殺命令はほたるの差し金な気がしています。彼女の「世界」は洗脳的なアレですから可能そう。
しかし友だち云々を考えると、ほたるの「世界」が生まれた背景がちょっと怖いような(;`・ω・)

 

2巻(下巻?)もとても楽しみです!他のプロジェクト作品も早く読みたいな( ´ ▽ ` )ノ

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「いつか世界を救うために クオリディア・コード」への2件のフィードバック

  1. 凛堂ほたるって性別は男ですか?
    アニメの声優さんが女性の方なのでびっくりしました(汗)

    1. ひもじいさん、コメントありがとうございます。

      ほたるは女性のはず・・・・・・なんですけど、正直この作品には色々とトラップありそうなのでよく分からないのです。とりあえずこれから2巻を読んでみます(;`・ω・)
      ・・・・・・クオリディアはアニメと小説が同じ設定・内容でいくのかもちょっと疑問だったり。

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