覇剣の皇姫アルティーナ9


『覇剣の皇姫アルティーナⅨ』(むらさきゆきや著/ファミ通文庫)★★★☆☆

覇剣の皇姫アルティーナIX (ファミ通文庫)
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前巻の感想はこちらから
覇剣の皇姫アルティーナ8 | 晴れたら読書を

2015年6月刊。
焦らすなぁ〜っ!
群像劇めいてきたことで少し進行が遅くなってきました。
ダラダラしているというよりも、ジリジリとどこかにある到達点に迫っていく感じ。
内容が面白いだけに、もっと物理的な分量を増やしてくれてもいいのよ?って思ってしまいます。
それはそうと、アルティーナの出番が減って私は寂しい・・・・・・(´・ω・`)

☆あらすじ☆
読書狂の軍師が挑むは――攻城戦!!
帝都への招聘に応じたレジスは第二皇子ラトレイユの軍師として、ハイブリタニア軍の追撃戦へと挑む。一方で、レジスの帰りを待つアルティーナは彼の言葉を信じ、戦力を蓄えるのだった。そして、友の遺志を継いだ第三皇子バスティアンもついに祖国ベルガリアへと戻り、国を変えるため立ち上がろうとしていた。三人の皇子皇女はそれぞれの理想を抱き、信じる道へと一歩を踏み出す――。覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第九弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

実技試験免除のために、一時的にラトレイユの幕僚となったレジス。
アルティーナと離れ、レジスはラトレイユの下でハイブリタニア軍の追撃のため、攻城戦へ挑戦することになるのです。

 

レジス側の攻城戦については、レジスがアウェーでやりにくそうにしてる・・・・・・ように見えてやっぱりマイペースなレジスにほっこりしました。
今回で攻城戦に決着がつかなかったのは残念ですが、最後にレジスが仕掛けたヴァレイズがどんな働きをみせてくれるのか楽しみです。

それはそうと、ラトレイユに対して「そういうことは助ける努力をしてから言え」とぶっちゃけたシーンは笑いましたw怖い物知らずかww

あと、ラトレイユの本棚に「ヴィランズテイル」はさすがにないでしょ。面白いけど!凄く凄く面白いけど!(露骨に布教)

 

アルティーナ側は待機。
微妙に暇そうです。早く本筋の舞台に戻ってこれるといいのですが・・・・・・アルティーナがいないと寂しい(´;д;`)
アルティーナが皇帝になるためには、ラトレイユが帝位に就く前に動かなければならないわけですし、そうなるとアルティーナとレジスが合流したときがシリーズも大きく動くときなのかもしれませんね。
当初思っていたよりもラトレイユが好感を持てるキャラになってきたので、兄妹間の争いはできれば避けてほしいとは思いますが(´・ω・`)

 

それにしてもエリックが銃士になるとは。
活躍の機会が増えそうで嬉しいです。

 

レジスたちと同じくらい気になるのはバスティアンの動向。
イェシカたちと合流してどうなるのかと思いきや。
バスティアンはロランドの志のために前へ進んでいくのですね。

自由主義を学ぶためにブールジーヌに弟子入りすることになったバスティアン。

すべて学んだ上で自分で道を判断すると言ってましたが、皇族であるバスティアンが自由主義の思想からどんな未来を選び取っていくのか気になります。
急激な変化をバスティアンが望むと、それはそれで争乱が起きそう。
バスティアンとエリーゼのカップルは思わずニヤニヤしてしまいましたが、彼らの前途は多難そうですね・・・・・・。

 

少し分量的に物足りなさを感じたものの、今回も安定して面白かったです。
次巻も楽しみだ!

覇剣の皇姫アルティーナIX (ファミ通文庫)
むらさきゆきや
KADOKAWA/エンターブレイン
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