薬屋のひとりごと3

『薬屋のひとりごと3』(日向夏著/ヒーロー文庫)★★★★☆

薬屋のひとりごと 3 (ヒーロー文庫)
薬屋のひとりごと 3 (ヒーロー文庫)

前巻の感想はこちらから
薬屋のひとりごと2 | 晴れたら読書を

2015年6月刊。
後宮で大活躍する薬毒マニア猫猫の事件簿第3弾。
今回も安定の面白さでした。ほんとこのシリーズ大好きです。
ラストはニヤニヤが止まりませんでしたーッε٩( ºωº )۶з

☆あらすじ☆
玉葉妃の妊娠により、再び後宮に戻ってきた猫猫。皇帝の寵妃ということもあって、それは秘密厳守。しかし、女たちの腹の探り合いは日常茶飯事で、後宮内だけでなく外部からも怪しげな動きが見え隠れする。後宮外では壬氏たちが隣国の特使の要求に頭を悩ませていた。特使たちは、数十年前にいたという妓女、それが見たいと無理難題を言ってきたのである。花街の事情に詳しい猫猫に相談を持ちかけてくるが、それは意外な人物だった。猫猫はその美女にかわる絶世の美人を用意することとなる。また、猫猫は避暑地へ行く壬氏に同行することに。そこで待っていたのは―!?

以下、ネタバレありの感想です。

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成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩

『成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩』(ハヤケン著/HJ文庫)★★★★☆

成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩 (HJ文庫)
成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩 (HJ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2015年7月刊。
うつけの「屑星」と侮られてきた皇子が、破滅の未来から帝国を守るため、黄金の志と野心を胸に反撃を開始するファンタジー戦記。
これは期待できそうです!
1巻はまだスタート地点に立ったところですが、ストーリーもキャラもとても魅力的。
そして個人的には、主人公が他国に婿入りし、そこを地盤として祖国を救おうとする、という設定がとても面白く感じました。
戦争をして滅ぼすことが目的じゃないために、力押しだけじゃなく政治的駆け引きを駆使しなければならない。
その絶妙な綱渡りが楽しい作品でした。

☆あらすじ☆
大陸全土の統一を目論む大帝国に生まれし第五皇子ラウル。彼は国家の象徴たる宝具を扱えないという欠陥から【帝国の屑星】と見下される存在であった。それでも腐らずに自己鍛錬を重ねたラウルは、やがて政略結婚の駒として、小国の美しき姫君の下へ婿入りするのだが――それこそが反撃の狼煙。今ここに、少数精鋭を従えた屑星の快進撃が始まる!

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