2015年6月読書メーターまとめ


6月の読書記録はこんな感じ。

2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:52冊
読んだページ数:15804ページ
ナイス数:983ナイス

読んだ本の一覧は以下の通り。
本当はもうちょっと積み本の消化を頑張りたかったのですけど、新刊出ると誘惑されるんですよねぇ・・・・・・

ハイスクール・シークレット・サービス! (HJ文庫)ハイスクール・シークレット・サービス! (HJ文庫)感想
某フルメタっぽい感じで「戦場育ちの傭兵が平和な学園生活で大失敗」みたいなコメディかと思ったら全然違った。コメディ要素はほぼなくシリアス強め。ちょっとどういう物語にしたいのかピントが合わない感じで集中し辛かった。主人公が大切な人を作る云々も、そこまで護衛対象と親交を深めたように思えずしっくりこなかったし。心理描写の粗は気になったが、近未来SFとして随所で出てくるガジェットは日常風景によく馴染んでいて読んでいて楽しかった。まだ伏線は残っているし、続けば面白くなると思う。次巻に期待。
読了日:6月2日 著者:水円花帆
翼の帰る処 (下)翼の帰る処 (下)感想
素晴らしく濃密な下巻だった。読み終わって1冊の話だったのかと驚くほど。都に行き、皇子の陰謀を悟り、決死の逃避行からの蛮族との戦い。今回もヤエトは過労で死にそうだった。これだけ皇女に尽くしているのに、腹心になれと迫られて全力で答えをはぐらかす姿勢が徹底していて楽しい。力を得た皇女だけど、今後どうなっていくのか続きがとても楽しみ。それはそうと巻末の短編は「さらさらしおって」に腹筋崩壊。コンプレックスだったのかww
読了日:6月2日 著者:妹尾ゆふ子
箱入り王女の災難  魔術と騎士と黒猫の序曲 (角川ビーンズ文庫)箱入り王女の災難 魔術と騎士と黒猫の序曲 (角川ビーンズ文庫)感想
シュガーアップルコンビ再びということで期待の新作。なかなか面白かった。召使いの身体に乗り移ってしまった箱入り世間知らずの王女が、民の暮らしを学び次期女王として成長していく物語。主人公フレデリカはちょっと変わり者だけど真面目で素直な女の子でとても応援したくなる。今後は7人の家臣集めの物語になるのだろうか。啓蒙思想にどこまで踏み込むのかもちょっと期待してる(敵対組織になりそうだし)。不満点は少しイザークのキャラが薄いところくらい?うーん、ユリウスが濃いせいかもしれないwまだ序章という感じなので、次巻が楽しみ。
読了日:6月3日 著者:三川みり
グリモアコートの乙女たち (講談社ラノベ文庫)グリモアコートの乙女たち (講談社ラノベ文庫)感想
女装主人公が全寮制の女学校に入学、という設定から想像した展開は全くなかった。もうちょっとラブコメするかと思ったけど、主人公の中性的なキャラのせいか、どこか百合っぽいというか少女小説的な雰囲気を感じる作品だった。それはともかくストーリーは面白かった。和洋折衷な大和魔女たちの装いも、グリモアコートを駆使した魔術バトルも華やかな雰囲気を感じられてとても好み。主人公の目的である復讐も世界観そのものに関わる話だから展開次第でどんどん面白くなりそう。期待の新作。次巻を楽しみに待ちたい。
読了日:6月3日 著者:雨木シュウスケ
アオイハルノスベテ3 (ファミ通文庫)アオイハルノスベテ3 (ファミ通文庫)感想
この3巻でシリーズの面白さを確信した。旅行回でラブコメ三昧な前半から一変しての後半の大河内葵のターンは、シリアスな読み応えが素晴らしかった。間違った方向に突き進む大河内を引き戻す浩人の「幸せになれよ」という青臭い叫びが本当に良い。うーん青春だ。ハーレムは葵が勝ちそう?世界のやり直しについては真相が明らかになったけど、死についてはまだ回避方法が不明のまま。原因もまだよくわかんないな。一体、生徒会と何が起こるのか。続きが楽しみ!それはそうと生徒会カップルは可愛かったw
読了日:6月4日 著者:庵田定夏
蝶よ毒よ 邪悪な獣の正しい飼い方 (コバルト文庫)蝶よ毒よ 邪悪な獣の正しい飼い方 (コバルト文庫)感想
これめっちゃ好きだ!!悪戯好きで人が嫌がることを進んでやるようなひねくれた王女だけど、彼女の孤独や自分自身に向き合おうとする強さを知ると好きにならずにはいられない。氷狼公との求婚を賭けた勝負は挿絵も可愛くてニヤニヤしてしまった。蜂蜜塗りたくるシーンは笑ったけどw 会話のテンポも良いし、謎めいたストーリーもとても面白かった。回収されていない伏線がまだ残っているので、ぜひシリーズ化してほしい!
読了日:6月4日 著者:山本瑤
ニーナと精霊の扉  白銀の悪魔と薔薇の約束 (角川ビーンズ文庫)ニーナと精霊の扉 白銀の悪魔と薔薇の約束 (角川ビーンズ文庫)感想
うーん、完結かぁ。今回の話も悪くなかったし、思い出の人物の正体が明らかになったのは良かったけど、全体的に意味深な背景を出した割に掘り下げ不足で消化不良。作者の力量云々ではなく、2巻完結が痛すぎるだけだけど。魅力的なシリーズに育ちそうだったのに残念。羽倉さんの次回作に期待。
読了日:6月5日 著者:羽倉せい
紫陽花茶房へようこそ 〜夜のお茶会への招待状〜 (コバルト文庫)紫陽花茶房へようこそ 〜夜のお茶会への招待状〜 (コバルト文庫)感想
ちょっと刊行の仕方が変則的だったけど、大好きなシリーズが無事に完結してくれて本当に安心した。全3巻だったけど、物語的に丁度良い長さだったと思う。もちろんもっと続いてくれたら嬉しかったけど、「夜のお茶会への招待状」が最終話として素晴らしかったのでとても満足。月子と紫音の可愛いやりとりが最高で、紅茶の香りが漂う素敵なシリーズだった。かたやま和華さんの次回作もとても楽しみにしている。
読了日:6月5日 著者:かたやま和華
血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン (JUMP j BOOKS)血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン (JUMP j BOOKS)感想
「血界戦線」の魅力をそのまま小説に再現した良ノベライズだった。ザップのクズだけどクズなだけじゃない人間的魅力もぎゅっと濃縮。ちゃんと父親できてて笑ってしまったw娘のBFには厳しい父になりそうだ。ストーリーもとても面白かった。スポイルってこの上どこを?と思ってしまったけど、真相がわかると納得。ザップの血法はかなり格好良いし、ギャグも笑えるしで全体的にかなり高品質。普段ノベライズはあまり読まないけど、ここまで出来が良いならぜひまた読みたい!
読了日:6月5日 著者:内藤泰弘,秋田禎信
この素晴らしい世界に祝福を!     あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)感想
ユルい感じの異世界転生もの。めっちゃ笑って面白かった!転生特典のチート武器をもらえるはずのところを、イラッとした勢いで女神さまを選んでしまう主人公がまずおかしいw彼のパーティメンバーも漏れなくポンコツヒロイン揃いでそのダメっぷりが最高に可愛かった。2巻以降も楽しみだし、アニメも勿論見たいと思った。
読了日:6月7日 著者:暁なつめ
波の手紙が響くとき (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)波の手紙が響くとき (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)感想
個人的に注目しているSF作家オキシタケヒコさんの新作。面白かった!音にまつわる様々な不思議を解き明かす音響事件簿。最初の2本はミステリ的な短編だったけど、そこから徐々にSFへと移行。そしてラストは盛大にロマンチック。生命の起源に少しだけ触れる余韻の残し方がとても良い。登場人物もそれぞれ魅力的だったけど、特に所長主役の短編は歪んだ暗い感情とフジへの複雑な友情の描き方が素晴らしかった。音響工学の解説はなかなか難しかったけど、その分読み応えがあって満足。ぜひシリーズ化してほしい。
読了日:6月8日 著者:オキシタケヒコ
彼女は戦争妖精 小詩篇2 (ファミ通文庫)彼女は戦争妖精 小詩篇2 (ファミ通文庫)感想
ルゥメインの短編。パリでの話はウォーライクも疲れてしまうんだな、と思ってちょっとしんみり。しかしルゥはやっと見つけたロードがさつきとか、ついてないな。さつき参戦は誰にとっても不幸な気がするけど、この先彼女が役に立つ日がくるんだろうか
読了日:6月8日 著者:嬉野秋彦
ハイカラ工房来客簿 神崎時宗の魔法の仕事 (メディアワークス文庫)ハイカラ工房来客簿 神崎時宗の魔法の仕事 (メディアワークス文庫)感想
現代の革職人が工房と一緒に大正時代にタイムスリップ。無骨な彼が作る優しい革製品に、依頼人だけでなく読んでるこちらまで癒やされる。なんだか良い革製品を買いに行きたくなる小説だった。主人公の時宗は職人気質すぎて(常識のズレはともかく)大正時代の職人達に馴染みすぎて微笑ましい。椛ちゃんとくっつかないかなー?続けられそうなラストだったのでシリーズ化してほしい。
読了日:6月9日 著者:つるみ犬丸
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex)その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex)感想
1巻同様、とても良い青春ミステリだった。「純白」に憧れる「混色」の物語。現実の自分に捨てられてしまったその在り方を貫けた佐々岡は格好良かったし、真辺の存在に揺るがされつつも自分の在り方への覚悟を決めた委員長には好感が持てた。一方でクリスマスカードの件はちょっと狂気を感じてしまった。そこまでやるか・・・。それでも魔女の正体が掴めたから苦労は報われたのかなぁとも思いつつ、どこまで真実といえるのかについては疑問。未だ謎は残り、階段島の変化も気になる。次巻がとても待ち遠しい。
読了日:6月9日 著者:河野裕
東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)感想
「この恋」に比べるとかなりストレートなラブストーリー。それだけに素直に胸に落ちてくるような素敵な恋愛小説だった。偽りの関係から始まる本当の恋、というのは定番だけど、心理描写が巧みで物語に惹き込まれた。章ごとに少しずつ綴られる短編も、全て理解して一気に読むとまた違った味わいがある。とても面白かったので、残り2冊も一気に読もうと思う
読了日:6月10日 著者:森橋ビンゴ
下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫)下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫)感想
なかなか面白かった。不思議な着物を通して、持ち主の過去と現在をつなぐ不思議なライトミステリ。なぞなぞみたいな茶目っ気が可愛い作品だった。どの短編も読んでいて楽しかったけど、3本目は少女小説っぽさがとても好みだった。おばあちゃん可愛いすぎ。発売予定の2巻もとても楽しみ。
読了日:6月10日 著者:白川紺子
六花の勇者 5 (ダッシュエックス文庫)六花の勇者 5 (ダッシュエックス文庫)感想
フレミーの過去の詳細、「黒の徒花」や七人目の正体などが明らかになる第5巻・・・なんだけど、そうくるかー。うわー。1巻の時から彼のフレミーへの態度は唐突だなぁとは思ってたし、ゴルドフやロロニアの心理描写に比べて雑だとは思ってたけど。テグネウマジ鬼畜。エグいなぁ。疑心暗鬼でギスギスし通しの六花もついに分裂しちゃったし、どうやって勝てばいいのか。とりあえず次巻を待ちたい
読了日:6月11日 著者:山形石雄
東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる (ファミ通文庫)東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる (ファミ通文庫)感想
最高。悶えて悶えて転がりまわりながら読んでしまった。相手の気持ちが分からなくて、どういう反応が返ってくるのか怖くて、怯えて何も踏み出せず、そのまますれ違ってしまう。そんなふたりの恋がもどかしくてたまらなかった。こんなに真っ直ぐ恋愛を描かれると照れと共感と何やかんやで胸が苦しい。とても良い恋愛小説だった。1巻も素敵だったけど、2巻は別格。3巻はどうなるんだろう・・・
読了日:6月11日 著者:森橋ビンゴ
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)感想
素晴らしかった。これ以上吐けませんってくらい砂糖吐いてゴロゴロ萌え転がってしまったw 高校3年生となり将来を考える英太。そんな彼の頭を占めるのは東雲のことばかり。おいおい大丈夫か?と思っていたらその想いを昇華させる形で将来を決めてしまって、その純粋さと一途さにむしろ感動してしまった。東雲も1巻に比べると本当に可愛らしく成長したなぁ。英太と東雲のその後については「この恋」で少し触れられているけど、シビアな世の中も二人なら乗り越えられると信じてる。本当に良い恋愛小説だった。読んで良かった
読了日:6月12日 著者:森橋ビンゴ
レオ・アッティール伝 (1) 首なし公の肖像 (電撃文庫)レオ・アッティール伝 (1) 首なし公の肖像 (電撃文庫)感想
本格戦記ファンタジーということで期待して読んだけど1巻はまだまだ序章という感じ。しかし不穏な空気が充満していて今後面白くなりそうな予感を抱かせる。主人公はレオだけど、パーシーの方が出突っ張りだったような。鬱屈した気持ちが変化していく姿とか、もうひとりの主人公といえるほど目立っていた。他のキャラもなかなか魅力的。レオも、途中までは自虐的で鬱屈していたけど終盤になってやっと1歩前へ進んだわけだし、彼が活躍するのは次巻からなのだろう。今後の展開がとても楽しみ。
読了日:6月12日 著者:杉原智則
乙女な王子と魔獣騎士 (電撃文庫)乙女な王子と魔獣騎士 (電撃文庫)感想
新人賞の拾い上げ作品とのこと。国王への復讐に燃える魔獣の少年と「王子」の出会いを描く、復讐と恋の物語。設定がかなり好みだったし、全体的に読みやすく、また亜人差別を中心において丁寧に作り上げた世界観も魅力的だった。テーマ的にもう少し心理描写を詰めてほしかった気もするし、復讐譚としてはあと一歩深い葛藤がほしかったけど、1巻にまとめようとするなら仕方ないかな。体質的に触れあうことができない二人の恋の行方がとても気になるので、ぜひシリーズ化してほしい。
読了日:6月13日 著者:柊遊馬
百錬の覇王と聖約の戦乙女4 (HJ文庫)百錬の覇王と聖約の戦乙女4 (HJ文庫)感想
ロプトは完全に小物化した割に地味に強敵でなんかイライラするなぁw帰還の手がかりが物語にどう影響するのか気になる。ここまで狼を大きくしといて放り投げるのはちょっと可哀想だけど、帰還が最終目標なわけだし・・・。表舞台の裏側の動きもどうなるのか。続きを読んでいこうと思う
読了日:6月13日 著者:鷹山誠一
D9―聖櫃の悪魔操者― (3) (電撃文庫)D9―聖櫃の悪魔操者― (3) (電撃文庫)感想
1年ぶりの新刊で内容うろ覚えだったけど、冒頭で前巻までの内容を総ざらいしてくれて助かったw 創世神話を絡めてかなり壮大に物語を展開したシリーズなので3巻でどうまとめるのか心配したものの、予想以上に綺麗にまとめてくれて満足。ファムやトーマについてはもう少し掘り下げてほしかったけど、主人公カップルの関係と物語の本筋はきっちり書き切ってくれたので満足。まさかのバカップル化でもっとシリーズが続いていれば・・・っと悔しくはなったけど、このシリーズを読んで良かったと思える最終巻だった。次回作も期待!
読了日:6月14日 著者:上野遊
レイデ夫妻のなれそめ (ビーズログ文庫)レイデ夫妻のなれそめ (ビーズログ文庫)感想
互いに秘密を隠してきた夫婦が、その秘密を知って恋に落ちる物語。いや、恋に落ちるのは妻だけで夫の方は最初から愛が暴走しがちだったけど。夢見がちで世間知らずなヒロインはとぼけたキャラだけど可愛かったし、とりあえず妻を愛でないと気が済まないの?って感じのヒーローには笑ったw ストーリーや設定もなかなか面白かったのでぜひシリーズ化してほしい。シリーズ化したら楽しい夫婦モノになりそう
読了日:6月15日 著者:山咲黒
王女コクランと願いの悪魔 (2) (富士見L文庫)王女コクランと願いの悪魔 (2) (富士見L文庫)感想
続いちゃうの?と怖々読んでみたが面白かった。おとぎ話のハッピーエンドの先にあるのは容赦ない厳しい現実。引き裂かれても再会するために足掻くふたりの物語が始まるわけだが、かなりシビアに過酷。レクスの方は彼のキャラ的にまだ明るさがあるけど、コクランがやばい。何も望まなかった彼女にとってレクスは唯一生きる理由となっただけに執着するのは分かる。でもその必死さが見ていて辛い。レクスとの軽快な会話がないせいでコクラン側の暗さが増しているが、ラストで少し救われた。でもココで終わるのはやや中途半端なので、ぜひ3巻を!
読了日:6月15日 著者:入江君人
九十九さん家のあやかし事情 五人の兄と、迷子の狐 (富士見L文庫)九十九さん家のあやかし事情 五人の兄と、迷子の狐 (富士見L文庫)感想
過保護な兄が5人もいて「あやかしの許嫁」まで登場するとなると読むしかないな・・・と思っていたけど許嫁の出番はなく残念。でも十分面白かった。この巻はいかにも序章という感じだったけど、今後も蔵から逃げたあやかしを回収していく話になっていくのかな?妹大好きなお兄ちゃんたちのキャラが皆個性的で良かったので続きも楽しみ。
読了日:6月16日 著者:椎名蓮月
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)感想
日常編だけど実質短編集という感じ。主要メンバーの恋に焦点を当てたストーリーはとても面白かった。リリや命は健気で可愛いしヴェルフの二つ名には笑うしかない。でも最後のヘスティアとベルの話が一番好きだなぁ。「人と神の恋」をちゃんと書いてくれたことに満足。最近はアイズがリードしていたようだったけど、ここにきてヘスティアが存在感を発揮してきたので嬉しい。エピローグで不穏な空気を出しつつ第二部完。第三部開始が待ち遠しい。それにしてもシルは何者なんだろう?
読了日:6月16日 著者:大森藤ノ
女装王子の聡明にして華麗なたくらみ (富士見L文庫)女装王子の聡明にして華麗なたくらみ (富士見L文庫)感想
2巻で完結。恋をしてちょっと大人になった元女装王子だけど、破天荒な思考回路は相変わらずでとても笑えた。セレスタとは仲良しカップルになっててニヤニヤ。ただ終盤は新キャラの変態王子にちょっと食われ気味だったかなぁ。あれはあれで楽しかったけど。難を言えば構成が微妙。証拠集め段階で真実を開示していくせいで、糾弾シーンが知ってることの繰り返しになって退屈なものになってしまった。とはいえ、後日談的な内容としては十分に面白かった。秋に出るという新作も期待したい
読了日:6月17日 著者:一石月下
怨讐星域Ⅰ ノアズ・アーク (ハヤカワ文庫JA)怨讐星域Ⅰ ノアズ・アーク (ハヤカワ文庫JA)感想
面白い!いずれ太陽の炎に包まれる地球を見捨てて逃げ出した3万人の「選民」と、彼らへの恨みを胸に「約束の地」へ先回りした人々。群像劇風に地球、約束の地、宇宙船の3カ所の人々にスポットを当てていくが、そこに出てくる色んな人生が面白い。ジャンプした人々の苦労は底知れず、選民たちすら箱船の中で閉ざされた人生に諦念を滲ませる。地球に残った人々は余生を謳歌しているように見えるが、その手にあるのは「ハッピーエンド」。因縁の出会いは何世代も先の話になるが、結末に今からハラハラしてしまう。引き続き2巻を読もう。
読了日:6月17日 著者:梶尾真治
瑠璃龍守護録 それは私の花婿様!? (ビーズログ文庫)瑠璃龍守護録 それは私の花婿様!? (ビーズログ文庫)感想
最後は完全に眠り姫が王子様を待つ状態じゃないですかー!黎鳴のヒロイン化が止まらない。鈴花は髪を切り落として男前を上げてるし、もうこれは完全にヒーロー交代か。それはともかく次巻完結とのことで寂しさを感じつつ、最終巻を楽しみに待ちたいと思う。
読了日:6月17日 著者:くりたかのこ
この素晴らしい世界に祝福を! (2) 中二病でも魔女がしたい! (角川スニーカー文庫)この素晴らしい世界に祝福を! (2) 中二病でも魔女がしたい! (角川スニーカー文庫)感想
仲間以外との交流が多いこともあってか、カズマの異世界ライフがとても賑やかで楽しそう。ダクネスの秘密が気になるが、ラストの展開はもっと気になるので早く3巻を読もうと思う
読了日:6月18日 著者:暁なつめ
青雲を駆ける (ヒーロー文庫)青雲を駆ける (ヒーロー文庫)感想
とても面白かった!現代の鍛冶師が青銅器メインな文明レベルの異世界にトリップ。そこで様々な道具を作り出して生活を豊かに改善していく物語。異世界ファンタジーというよりお仕事小説という感じ。鍛冶シーンは読み応えたっぷりだし、主人公夫婦のイチャイチャも可愛かった。エイジは鍛冶にかける想いが誠実でとても好感がもてるし、登場キャラは基本的に優しいのでヘイトが溜まらずスラスラと読みやすい。それにしてもエイジは鍛冶師というより為政者向きの発想が多いけど、これからは村長の役回りもこなしていくんだろうか。2巻もとても楽しみ
読了日:6月18日 著者:肥前文俊
百錬の覇王と聖約の戦乙女5 (HJ文庫)百錬の覇王と聖約の戦乙女5 (HJ文庫)感想
日常回。短編集的構成だったけど面白かった!勇斗サイドはいつも通りだけど、やっと前に出てきた美月が思いっきり関係者だと分かってびっくり。シリーズの大きな謎にも足を踏み入れ始めた。勇斗がいる世界が北欧神話に似てるんじゃなく、これから北欧神話の原型が生み出されていくということ?ラストの展開も気になるし、着々と構築される敵側の結束も不安。早く続きを読もうと思う
読了日:6月19日 著者:鷹山誠一
怨讐星域Ⅱ ニューエデン (ハヤカワ文庫JA)怨讐星域Ⅱ ニューエデン (ハヤカワ文庫JA)感想
ニューエデンの発展具合が想像以上に早い。そして怨念は宗教レベルで次世代に染みついていて、読んでいて何度背筋がゾクゾクしたことか・・・。ノアズアーク側は閉塞感の中で何とか幸せを見つけ出す人々がいじましいが、最後すごくビックリしてしまった。来る再会の日に何か影響するのだろうか。というか、10年後のその日に一体何が起こるのか。ドキドキする。早めに3巻を読もう
読了日:6月20日 著者:梶尾真治
彼女は戦争妖精6 (ファミ通文庫)彼女は戦争妖精6 (ファミ通文庫)感想
ついにミンストレル戦で勝ってしまった・・・なんか勝利の喜びより先行きの不安しか感じないんだけど大丈夫か。伊織が吐き出した弱音も気になるし・・・。健二とまーちゃんとの共闘は個人的に胸熱だったんだけど今回だけなのかな。次巻もさっさと読もう
読了日:6月20日 著者:嬉野秋彦
とある飛空士への誓約 8 (ガガガ文庫)とある飛空士への誓約 8 (ガガガ文庫)感想
ちょっともう濃密な内容すぎて、冒頭のカルの天然炸裂が遠い昔のように感じてしまうのだけど。クレアたちも大変なことになっているけど、今回はかぐらサイドを読むのがひたすら辛かった。かぐらの悲壮な決意に胸が詰まり、彼女が最後に望んだバルタとの交渉シーンも辛すぎてずっと泣いていた。まだどこかに希望があるはずだと信じていたのに。海猫&魔犬のそろい踏みの興奮も最後の喪失感で吹き飛んでしまった。次巻で完結だが、ここからでもハッピーエンドに期待したい。
読了日:6月21日 著者:犬村小六
恋と悪魔と黙示録 身代わり聖女と不思議なお茶会 (一迅社文庫アイリス)恋と悪魔と黙示録 身代わり聖女と不思議なお茶会 (一迅社文庫アイリス)感想
まさにレジナ試練の回。今までの物語の根底を揺るがすような壮大な転機となる巻だったと思う。レジナの正体に驚愕し、ラウルの残酷さに恐怖し、アガルの変わらぬ乙女っぷりにほっこりした。なかなかキツイ展開が続き、やっとヴィネトと合流して一安心したところで絶望に突き落とされるなんて。辛すぎるんですが。早く次巻をください・・・
読了日:6月21日 著者:糸森環
魔女の使い魔は王子様でした。 (一迅社文庫アイリス)魔女の使い魔は王子様でした。 (一迅社文庫アイリス)感想
なかなか面白かった。魔物になる呪いにかけられた王子と、彼を使い魔にしてしまった魔女の物語。呪いを解くことが目的のお話だけど、後半は大きな陰謀に発展していき読み応えはあった。キャラも良かった。寂しがりなリタはセルフ挨拶で涙。不憫・・・。そんなリタに一目惚れしたヴァルトは、少しくよくよしがちではあるけど憎めない可愛さがあった。基本的にハッピーエンドではあるけど、森の魔女と王子の恋そのものは報われる気がしなくて切ない。物語の先についてはあまり深く考えないようにしよう
読了日:6月22日 著者:瑞山いつき
百錬の覇王と聖約の戦乙女6 (HJ文庫)百錬の覇王と聖約の戦乙女6 (HJ文庫)感想
リーファは顔出しだけという感じかな?今後大きな存在になりそうだけど。それにしても、勇斗がユグドラシルへの未練が強まった段階でこのラストかぁ。一体どうなるのか。早く7巻を読まなきゃ。
読了日:6月22日 著者:鷹山誠一
怨讐星域Ⅲ 約束の地 (ハヤカワ文庫 JA カ 2-16)怨讐星域Ⅲ 約束の地 (ハヤカワ文庫 JA カ 2-16)感想
怨みが受け継がれるSF年代記完結。とても面白かった!3巻はいよいよXデーまでのカウントダウンとなり、戦争前夜のような緊張感にハラハラ。因縁の2つの人類の邂逅が何を生み出すのか、この長い怨讐の物語がどういう結末を迎えるのか。最後まで先が読めなかったけど、このラストにはとても満足している。やはり人の善性を信じたいもの。怨みは何も生まないけど、怨みを乗り越えた邂逅には明るい未来が生まれたと確信している。またも滅亡の危機にあるようだけど、この人類ならどぎゃんかなる!
読了日:6月23日 著者:梶尾真治
へっぽこ鬼日記 (角川ビーンズ文庫)へっぽこ鬼日記 (角川ビーンズ文庫)感想
鬼に高校生が取り憑いてしまう和風異世界召喚モノ。なかなか楽しかったけど1巻はまるっと序章な感じ。ツッコミ気質とラッキー神回避多発の恭とドSのキョウ様がどうなっていくのか気になるので続きも読んでいきたい。
読了日:6月24日 著者:田中莎月
翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― 上翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― 上感想
ヤエトの出世が止まらない。そして遠ざかる夢の隠居生活。全ては彼が有能すぎるのが悪いのだけど、悪代官の成敗シーンが格好良すぎだったのでぜひこのまま過労死するまで働き抜けてほしい。しかしラストの皇女の受難は可哀想すぎるな・・・早く下巻が読みたい
読了日:6月25日 著者:妹尾ゆふ子
詐欺師キッドの英雄演武 1 (オーバーラップ文庫)詐欺師キッドの英雄演武 1 (オーバーラップ文庫)感想
面白かったー!英雄の子孫を騙る詐欺師が、神の寵愛を獲得して人類の世界を救う戦いに挑むファンタジー。主人公は何の特殊能力も持たないが、ペテンとハッタリとトリックを駆使して強敵を「騙りに堕として」いく姿が実に爽快。仲間と一緒に楽しそうに悪巧みする悪ガキっぽさも好みだし、飄々としてるけど抑えきれない熱さを持ってるところは格好良かった。今回は人類代表に選出されるための前哨戦という感じだったけど、人相手に通じたペテンが他種族に通用するのかとても楽しみ。次巻にも期待!
読了日:6月25日 著者:大泉貴
クズだけど異能バトルで覇権狙ってみた (MF文庫J)クズだけど異能バトルで覇権狙ってみた (MF文庫J)感想
ああ、これは確かにクズいw 神様とタッグを組む異能バトルに勝ち残ることで、世界を滅ぼそうとする主人公の物語。卑怯上等な罠盛りだくさんの戦い方がいっそ清々しい。完全に悪役。主人公がクズになった理由が微妙にしっくりこなかったけど、彼みたいに人生全てかけてクズになっていく方が明確な理由があるよりタチが悪いんだろうなぁ。それでも最後は主人公らしい格好良さをみせてくれたので読後感は良かった。次巻にも期待。
読了日:6月25日 著者:三門鉄狼
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11 (ガガガ文庫)感想
バレンタイン回。甘いイメージとは裏腹にビターに物語は進んでいく。ぬるま湯みたいな優しい関係がおぞましいものだと私は思わないけれど、八幡自身がそれを本物だと思えないのなら仕方ない。奉仕部の関係がもう一歩前へ進む変化のとき。最初に踏みだしたのは結衣で、そんな自分を優しくないと言ってしまう彼女の想いが切ない。重ならない願いの先に本物の関係があるのかまだ分からないけれど、奉仕部の最後の依頼の結末を見届けたいと思う。12巻も楽しみ。
読了日:6月26日 著者:渡航
結局、ニンジャとドラゴンはどっちが強いの? 2 (MF文庫J)結局、ニンジャとドラゴンはどっちが強いの? 2 (MF文庫J)感想
アトリ登場。三角関係になるとは思ってたけど、そっちに行っちゃうのかぁー・・・マジかー・・・。ちょっとオチが個人的に「そっちじゃないー!」ってなったけど2巻も面白かった。メルとサビトのラブラブっぷりにもニヤけてしまったしw これから3人で竜公を倒しにいくわけでますます賑やかな珍道中になりそう。次巻も楽しみ
読了日:6月26日 著者:伊達康
コップクラフト 5 (ガガガ文庫)コップクラフト 5 (ガガガ文庫)感想
面白かった!今回はシリアス強めなファンタジー警察小説。マトバとティラナのコンビは本当に安定している。めっちゃ好き。今回の事件はなんだか前哨戦というかプロローグな雰囲気だけど、一体これからどうなっていくのか。というか続きはちゃんと出るのか。出るなら早めにお願いします!
読了日:6月27日 著者:賀東招二
ありふれた職業で世界最強 1 (オーバーラップ文庫)ありふれた職業で世界最強 1 (オーバーラップ文庫)感想
前半はややかったるい展開だったけど、それがあるから中盤以降の主人公の豹変が面白く感じる。でも人変わりすぎでは・・・?あと、チート盛りだくさんすぎてちょっとやりすぎ感がある。身体の欠損も、その不具合があまりうまく表現できてなかったのは残念。とはいえ、錬成で武器チート自体はアイテム増えるワクワク感が良かったし、今後の展開も面白そう。それに、ユエと出会って以降はイチャイチャカップルものとしても楽しめた。次巻も期待。
読了日:6月28日 著者:白米良
放課後アポカリプス2 (ダッシュエックス文庫)放課後アポカリプス2 (ダッシュエックス文庫)感想
今回もとても面白かった!天使化の謎が分からないまま唐突に始まってしまったループ。記憶が残るのは天使化しているふたりだけ。不穏だけど平穏な日常に慣れて思考を鈍らせていく緋色の姿にゾッとしつつも同情してしまった。本当はこんな風に生活していたかもしれないのに。叶わなかった未咲の願いが切ない。そしてラストはまたもニクい引き方。今回のループから見えてくる真実もなんだか怖いけど、一体どうなってしまうのだろう。次巻は早めにお願いします!
読了日:6月28日 著者:杉井光
ジョーカーズ! (ダッシュエックス文庫)ジョーカーズ! (ダッシュエックス文庫)感想
違法アプリがユーザーに異能をばらまく世界で、動画配信により視聴者の支持を獲得できいれば異能スキルの性能が向上するという設定が面白い現代異能バトルもの。ヘタレな主人公がヒーローになっていく成長譚としても面白かった。少し残念だったのは冒頭のパッセの我門に対する仕打ちがネットいじめのそれだったのに、我門が受け入れてなぁなぁになってしまったところ。宙子の方に理由があったことはともかく、天性の道化師だからOKみたいなノリちょっと・・・。全体的には面白かったので、次巻があれば読みたい
読了日:6月29日 著者:ノギノアキゾウ
下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。 (ファミ通文庫)下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。 (ファミ通文庫)感想
最高だった!新人賞の下読みという仕事は結構ハードそうなのに、それを完全に楽しめている青が羨ましい。彼の目にはきっと投稿作品だけでなく懸命に作り上げた投稿者の姿も鮮明に映っているんだろうな。青の創作物に対する真摯な姿勢は見習わなければ。青と氷雪のラブストーリーもとても爽やかで甘酸っぱく素敵だった。クライマックスの舞台にプールを選ぶところが特に良い。海の物語を一緒に作り上げた高校生の2人が恋を始める場所として、最高にロマンチックだと思った
読了日:6月30日 著者:野村美月
世界の終わりの世界録<アンコール>4 異端の覇王 (MF文庫J)世界の終わりの世界録<アンコール>4 異端の覇王 (MF文庫J)感想
情報が大量に明かされたけど、謎は謎のままでもどかしい。気になる。今回は伏線設置回な印象。レンVSゼルブライトは遠すぎる強敵との実力差を噛みしめての持ち越しになってしまったけど、一方で三大姫ははっちゃけてて楽しかったwフィアの「物理がダメならもっと物理で押せ!」というノリはとても良い。メディアミックスが一気に展開されたけど、イメージCDがとても気になる
読了日:6月30日 著者:細音啓

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