コップクラフト5 DRAGNET MIRAGE RELOADED


『コップクラフト5 DRAGNET MIRAGE RELOADED』(賀東招二著/小学館ガガガ文庫)★★★★☆

コップクラフト 5 (ガガガ文庫)
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前巻の感想はこちらから

コップクラフト4:感想記事(旧ブログ:みかこの読書日記)

2015年6月刊。
待ってました!コップクラフト第5巻!!
前巻は日常ドタバタコメディなノリだったのですが、今回はシリアス&ハードボイルドなファンタジー警察小説に仕上がっています。
そして何やら大きな事件の前哨戦な雰囲気・・・・・・これは、近いうちにまた新刊が出る!?(出て!!!)

☆あらすじ☆
異世界“レト・セマーニ”と地球の玄関口である都市・サンテレサ市。この街の警察で、特別風紀班のメンバーとして所属するマトバの元に、ある男が怪死したという知らせが届く。その男はかつてマトバと共にセマーニ世界に平和維持軍として従軍していた過去を持つ人物だった。その後、彼と同じような殺され方をした死体が次々に発見され、その奇妙な殺され方から同一人物の犯行ではないかとの見方が強まる。はたして犯人の目的とは何なのか?最強コンビが贈る痛快無比のポリスアクションシリーズ第5弾が登場!

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回はマトバのかつての戦友が次々に狙われる謎の連続怪死事件の謎を追うというストーリー。

 

今までも時折マトバの自衛隊時代の苦い記憶が語られてきましたが、今回はそれが一層強かったですね。
かつての従軍仲間が次々と謎の狼に襲われ、真相に迫るにつれて刺激される嫌な思い出。
戦場のクソくらえなムードが漂い、物語は終始暗めの雰囲気に包まれて進んでいくのです。

 

前巻みたいにマトバとティラナがドタバタと馬鹿をやるコメディも好きですけど、コップクラフトのイメージといったらこういうほの暗くて湿った空気だよなぁとしみじみ思いました。
何よりポリスアクションの名に恥じない最後のどんでん返し!
これだ!こういうの読みたかったんですよ!!
コップクラフトに寄せる期待へ、見事に応えてくれた第5巻でした。

 

今回の連続怪死事件、なにやら初期の雰囲気を彷彿させると思っていたのですがそれだけではなかったのに驚きました。

 

魔術師ゼラーダの名前を何度も思い出したり、妖精絡みの事件だったり、どうも1巻や2巻のエピソードを連想させる内容だったので。
これはもしかして(投げっぱなしに思えた)伏線を回収するときがやってきたのでしょうか!?
そして他にも気になる新要素が出てきました。

妖精に暗号を託したイオタ騎士団。
そのリストに記されていたティラナの兄の名前。

 

狼遣いのヘラーテとの戦いは、もしや巨悪に立ち向かわなければならない戦いの前哨戦なのではないでしょうか。

 

うーん、ゾクゾクしますね!めっちゃ楽しみです!!

 

それはそうと、途中で語られたティラナの迷いについて、マトバは5月病だと切り捨ててましたけど、私はちょっと気になりました。
今さら棄剣のことが出てくるなんて(棄剣って何だっけ・・・・・・)
今のティラナが自害を選ぶとは思えませんが、これが迷いとなったまま心のスキにならないといいのですが(´・ω・`)

 

色々気になる伏線が置かれた第5巻。
あとがきクオリティは相変わらずでしたw「サッチサチにされました」で爆笑ですww

 

さて、6巻はいつになるのでしょうか。ずっとずーっと待ってます。でも、早めがいいな・・・・・・(´;ω;`)

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