詐欺師キッドの英雄演武1

『詐欺師キッドの英雄演武1』(大泉貴著/オーバーラップ文庫)★★★★☆

詐欺師キッドの英雄演武 1 (オーバーラップ文庫)
詐欺師キッドの英雄演武 1 (オーバーラップ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2015年6月刊。
英雄の子孫を騙る詐欺師が、人類を救うために神の寵愛を賭けた戦いに挑むことになるというファンタジー。
特殊な力なんて持たない一介の詐欺師が、そのペテンだけで強者を圧倒していく爽快な物語でした。
偽物の英雄は「本物」になれるのか。偽物は「本物」の信頼に応えることができるのか。
その問いに応えるかのように、飄々とした主人公がここぞという時に見せる熱さがとても格好良かったです。
今回はまだ前哨戦ですが、かなり好みな主人公と物語。次巻以降も楽しみです!(*゚▽゚)ノ

☆あらすじ☆
「―おたくの魔法、騙りに堕ちたぜ」文明が発展し、神の不在が囁かれ始めた時代。伝説の英雄を騙って悪徳貴族から金銭をだまし取っていた詐欺師のキッドは、ある少女に協力を依頼される。「お願いします、キッド様。あなたにも参戦して頂きたいのです。神ユグラティアの制定せし戦い、“神儀演武”に」伝説は真実を伝えており、キッドとその仲間は世界を統べる7つの種族の戦い、神儀演武に巻き込まれることとなる。これは、嘘から始まる綻びだらけの英雄譚。詐欺師キッドの大いなるショータイム、いよいよスタート!

以下、ネタバレありの感想です。

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翼の帰る処1 下

『翼の帰る処 下』(妹尾ゆふ子著/幻冬舎コミックス)★★★★☆

翼の帰る処 (下)
翼の帰る処 (下)

前巻の感想はこちらから
翼の帰る処1 上 | 晴れたら読書を

2012年10月刊。初出は幻狼ファンタジアノベルス2008年11月刊。
読了直後にあれ!?1冊しか読んでない!?と思わずにいられないくらい濃密な下巻でした。
めちゃくちゃ面白くなってきています。ヤエトがあっちにこっちに大忙しすぎて、ますます過労で死にそうです・・・(´;ω;`)

☆あらすじ☆
北嶺太守である皇女に療養を命じられ、都に戻ってきたヤエト。皇女の実兄の元に身を寄せるが、そこで皇位継承権を巡る政争にヤエトは巻き込まれてしまう。一方、北嶺でヤエトの帰還を待つ皇女の身にも陰謀の魔の手が迫っていた!皇女を救い出すため、ヤエトは都を脱出し、雪に閉ざされた北嶺へ向かおうとするが―。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマン。

以下、ネタバレありの感想です。

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