恋と悪魔と黙示録6 身代わり聖女と不思議なお茶会


『恋と悪魔と黙示録 身代わり聖女と不思議なお茶会』(糸森環著/一迅社文庫アイリス)★★★★★

恋と悪魔と黙示録 身代わり聖女と不思議なお茶会 (一迅社文庫アイリス)
恋と悪魔と黙示録 身代わり聖女と不思議なお茶会 (一迅社文庫アイリス)

前巻の感想はこちらから
恋と悪魔と黙示録5 身代わり婚約者と秘せしオズの黒麦譚 | 晴れたら読書を

2015年6月刊。
うわあああ(´;ω;`)
レジナ試練の回です。
物語の始まりから今に至るまでの様々な伏線が回収され、大きな動きが起こり始めました。
というか色々と急展開すぎて感情が追いつかないよ・・・・・・。
ここから一体どうなってしまうのか、続きが激しく気になります!

☆あらすじ☆
神であり悪魔でもある神魔アガルと契約をし、彼の恋人となったレジナ。辺境での事件を解決した直後、連れ去られたレジナが目覚めたのは、魔王マグラシスが支配する閉ざされた世界だった。兄に似た面差しの魔王の優しげな態度に戸惑いを隠せないレジナだったが、魔王の城で再会したアガルに、冷たい眼差しを向けられてしまい―!?一途な魔物と乙女が織りなす悪魔召喚ラブ★急展開の第六弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

前巻ラストで攫われてしまったレジナが目覚めたのは、常冬国ユピルスの宮殿の中。
そこで彼女の前に現れたのは、死んだはずの兄ラウル、カラシャ、そして記憶を封じられたアガルとバレクでした。

 

というわけで最初から急展開です(; ・`д・´)…ゴクリ…

 

まずレジナの素性が明らかに。
ラウル=魔王マグラシスっていう前巻ラストに明かされた真実も衝撃的だったのですが、まさかレジナも普通の人間じゃなかったなんて・・・・・・

 

全き人として存在する最古の王女。神と悪魔の間に生まれた娘。

 

兄を殺した悪魔への恨みから始まった物語なのに、その根底を一気にひっくり返すような新事実でした。
転生とかそういうアレか?とか思ったら完全否定ですもんね・・・・・・ご本人。マジかー。

 

レジナ自身の「王女」としての記憶は未だ戻っていないものの、そういう存在であること自体が今後どう影響していくのか気になります。

 

それはともかく、今回はほぼ敵中にあったレジナ。
アガルとバレクに監視され、ラウルとカラシャからはジリジリと精神的に追い詰められ、ほんとうに「試練」の連続でした。
口に食べ物を詰め込まれて泣きながら兄に助けを呼ぶように強いられたシーンとか、硝子の果実のシーンとか・・・・・・読んでいて辛かったです(´・ω・`)
特にラウルにはゾッとさせられました。笑いながら残酷な兄。怖い。

 

ラウルたちの目的は「獣の世界」をつくることのようですが、今回出てきた人と獣が逆転した街はそのスタート?
現実世界とさかしまの世界が重なろうとしているということは、あの街はすでに重なってしまった場所ということなのでしょうか。
徐々に世界が狂ってきているようで鳥肌が立ちます・・・・・・。

 

悪夢のような展開が続き、その不気味さに疲弊してしまいましたが、癒しはモフモフ。
記憶を失ってもモフモフは尊いですね(´,,•ω•,,)♡

記憶を失い冷酷にレジナを扱っていたアガルが、もう一度レジナに惹かれていく姿も良かったです。
王道ですが、微笑ましくて素敵でした。
自分から思わずキスしたくせに傷ついて逃げていくとか、ほんとアガルはアガルですねw

 

あと意外にほっこりしたのはバーハムフォン
レジナの対アガル熱烈口説き落としに立ち会わされた不憫な魔術師でしたが、なんだか今回で結構好きなキャラになりました。
あのユルさがたまらない。出番増えないかなー?

 

新キャラも増えましたね。
隠密特化型な朔使・月その神魔のとり
とりは女なんですか男なんですかどっちなんですか!?
なかなか気になるキャラなんですよね。戦力にはならなそうですが、今後一緒に行動していくのでしょうか。

 

そしてラストは衝撃の展開・・・・・・。
まさかこんなことになるなんて・・・・・・。
ヴィネト、ここで退場とかウソですよね?(´;ω;`)
再登場しますよね?(´;ω;`)

 

いやでも、再登場するときは幻魔王になってるのか。
幻魔王とか、あの設定使ってくれなくてもよかったのに・・・・・・。
今回のレジナの過酷な試練の連続も、ヴィネト登場で一気に明るくなって、「ああこれで何とかなりそうだ」とか安心したところでアレですよ。ほんともう。
「さよなら、初恋の人よ」で涙腺崩壊ですよ!!(´;ω;`)

 

バレクはどうなってしまうんでしょう?
レジナに契約してほしいと託していましたが、果たして・・・・・・。

 

兄を殺した悪魔への憎悪から始まった物語が、まさかこんな方向に進むなんて。

一体これからどうなってしまうのか。7巻が待ち遠しいです。

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