九十九さん家のあやかし事情 五人の兄と、迷子の狐


『九十九さん家のあやかし事情 五人の兄と、迷子の狐』(椎名蓮月著/富士見L文庫)★★★☆☆

九十九さん家のあやかし事情 五人の兄と、迷子の狐 (富士見L文庫)
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2015年6月刊。
過保護なお兄ちゃんが5人もいる末妹が主人公のあやかし日常モノ。
これに加えて「あやかしの許嫁」も出てくると聞いていたのですが、・・・・・・そちらは後のお楽しみなのかな?
今回は、6人の兄妹と1人の拜み屋が、蔵から逃げたあやかしを回収するお話でした。
色々謎があるのでシリーズの序章といった感じ。続きがとても楽しみです。

☆あらすじ☆
両親を早くに亡くしたあかねには五人の兄がいる。大黒柱の長男と、やんちゃな次男に寡黙な三男、心優しい四男と毒舌な五男、六人で一緒に平穏な日々を送っていた。ところがその生活は、家に伝わる蔵を兄妹で訪れた際に一変する。蔵で見つけた不思議な箱を開け、封じられていた人外の存在“あやかし”を街へ解き放ってしまったのだ!やがてご近所から聞こえてくる怪奇の噂。退魔のイロハはないものの、事態を収めるため兄妹はあやかしの回収に乗り出す!!そして出会ったのは、狐の尻尾を持つ泣き顔の少年で…?

以下、ネタバレありの感想です。

 

九十九家は両親を亡くした兄妹だけの6人家族。
主人公は末妹であるあかねで、彼女は上の5人に過保護に育てられた中学2年生です。

 

仲良し兄妹の日常は、ある日届けられた亡き父からの手紙で一変。
その手紙に書いてあったのは、あかねを迎えにくるという「あやかしの許嫁」の存在。
困った兄妹は、助けになってくれるかもしれないという「蔵に封じられたあやかし」を探し、誤ってそれを解き放ってしまいます。

 

・・・・・・ということで、解き放ったあやかしが外で悪さをするので回収するお話でした。

 

あれ!?

 

許嫁どこいった!?(((゜Д゜;)))

 

許嫁、結局最後まで出てきませんでしたねー。次回以降に持ち越しか。
ちょっと楽しみにしてたのに・・・・・・(´・ω・`)

 

許嫁の話かそんな感じだったこともあり、今回はいかにも序章という雰囲気。
シリーズ化すれば、今回みたいに逃げ出したあやかしを回収し、あかねが巫覡の魅力でタラシ込んで仲間にしていく感じになっていくのかな?
助っ人集めのお話になるのでしょうか。それはそれで面白そうです。モフモフ分も増えそう。

 

キャラも良かったので続けば良いシリーズになりそうです。

特に5人のお兄ちゃん達が個性豊かで読んでて楽しかった!
うーん、一番良かったのはかなぁ?若葉も良い。家事ができるしっかり者は素敵ですね。
気になるのは藍音の挙動でしょうか。図書館云々とか昼ご飯代云々の話は今後突っこまれていきそうです。
百太郎は底知れないし(腹黒なのか無自覚なのかどっちなのか)、勇樹はメンタル小学生だし、これだけ性格バラバラな兄妹もすごい。

 

性格はバラバラでも妹大好きな点では一致する兄ちゃんズ。
妹のために開かれる兄貴会議がなんだかおかしかったですw
終盤、あやかしの許嫁を拒否しない方向性も匂わされてましたが、もしあかねがあやかしに嫁入りするってことになったらお兄ちゃんたちはどういう反応するんでしょう?ちょっと楽しみ。

 

兄妹たちと同居することになった拜み屋の甲斐も気になります。
最初、彼が「あやかしの許嫁」かと思ってたんですが、人間でした。残念。雰囲気はあやかし系なのにあやかしを祓う側だったとは。
甲斐はこのままアドバイザー兼助っ人的な立ち位置に居続けるのかな?

 

今回は狐のあやかしを回収しておしまい。
今のところウサギ白蛇の雷電と管狐の風牙だけですが、もっと増えていくのでしょう。
次はどんなあやかしが出てくるのか楽しみですヾ(*˙︶˙*)

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