ハイスクール・シークレット・サービス!

『ハイスクール・シークレット・サービス!』(水円花帆著/HJ文庫)★★★☆☆

ハイスクール・シークレット・サービス! (HJ文庫)
ハイスクール・シークレット・サービス! (HJ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2015年6月刊。
HJ文庫大賞第1回読者グランプリ優勝作。
舞台は、超高度情報化社会となり、スマートアイというウェアラブル端末が必須な2020年代の東京。
凄腕の傭兵である主人公が慣れない平和な学生生活を送りながら、ある女子高生の護衛という極秘任務に就くという物語です。
コメディはほぼないです。強いて言うなら主人公の成長を描く話?なのかな・・・・・・
心理描写関係が粗さが気になったものの、近未来SFとしては楽しめました。シリーズ化すれば面白くなりそうな気がします。

☆あらすじ☆
「平和だな、東京は」「そうですね。銃声と爆音で目覚めなくていいというのは快適です」凄腕傭兵の空木晴は同僚の燈華と共に染井学園に転入することになった。その理由とは、美少女であること以外は普通にしか見えない女子高生・榊ユニスを密かに護衛するという任務の為で――。第1回読者グランプリ優勝作の近未来学園バトルアクション堂々登場!

以下、ネタバレありの感想です。

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翼の帰る処1 上

『翼の帰る処 上』(妹尾ふゆ子著/幻冬舎コミックス)★★★☆☆

翼の帰る処 (上)
翼の帰る処 (上)

2012年10月刊。初出は幻狼ファンタジアノベルス2008年10月刊。
人気のファンタジーシリーズということで以前から気になっていた作品。ようやく読むことができました。
虚弱体質の帝国史官が左遷されて赴任した北嶺で、なぜか太守としてやってきた皇女の副官に選ばれてしまい、当初の思惑(隠居したい・・・)とは裏腹な多忙すぎる日々を送るようになるのです。
丁寧に作られた壮大なファンタジーなのでしょう。上巻だけではプロローグすぎて全容がつかめず少し困惑する部分もありましたが、意味深な伏線の数々に今後の展開が楽しみで仕方ありません。

☆あらすじ☆
「過去を視る」力を持つ帝国の史官・ヤエト。病弱な彼は、左遷された赴任先の北嶺で地味な隠居生活を送ることを夢見ていた。しかし、政治に疎い北嶺の民に悩まされ、さらには北嶺に太守として来た勝ち気な皇女に振り回され、休まる間もない。だが、北嶺を知るにつれ、ヤエトはこの地に帝国の秘密が眠ることに気づいていく…。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマンの扉がいま開かれる―。

以下、ネタバレありの感想です。

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