リリー・フィッシャーの難儀な恋


『リリー・フィッシャーの難儀な恋』(宇津田晴著/小学館ルルル文庫)★★★☆☆

リリー・フィッシャーの難儀な恋 (ルルル文庫)
リリー・フィッシャーの難儀な恋 (ルルル文庫)

2015年5月刊。
オネエ系ヒーロー、キターーーッ!!
あらすじでテンションが上がってしまいました。こういう挑戦的な作品はとても良いと思います。
あ、でも中身は安定の宇津田さんの糖度たっぷりラブコメです。
オネエはちょっと・・・・・・と思った方も間違いなく楽しめると思います(^_^)

☆あらすじ☆
リリーは成り上がり男爵の娘。貴族の世界についていけず苦労ばかりのある日、依頼されて侯爵家の長男エドワードにまつわる噂の真相を調べることに!優秀なエドワードが突然「淑女の言動」で周囲を混乱させるようになり、出世街道から外れたというのだ。淑やかさを学ぶという名目でエドワードに近づいたリリーだが、「心は乙女」なはずのエドワードが時折みせる大人の頼もしい男の顔にドキドキ!一方、とある事情を抱えるエドワードは…!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

成金新米貴族の一人娘リリー・フィッシャー
慣れない貴族社会で初めてできたお友だちのダリアに頼まれ、リリーはダリアの幼なじみであるエドワードの素行調査をすることに。

 

リリーが調べるのは、最近のエディがオネエ化しているという噂の真偽。

 

しかし、こっそりエディを尾行していたはずのリリーは、持ち前の仁義あふれる行動力が原因して、なぜかエディから「レディへの道を学ぶ」という名目でお友だちになってしまう・・・・・・というのが序盤の流れです。

 

オネエ系ヒーローとはまた攻めてきたなぁ、とニヤリとしてしまいましたw
まぁ、完全にオネエというのはないだろうなぁーとも思ってはいたんですけどね。

 

予想通りエディは王太子に命じられた極秘任務でオネエの振りをしていただけなんですけど(この作戦、無理がありすぎですよねっ!?)、エディ自身の女子力の高さは割とガチでびっくりでした。
ドレス選び云々はともかく、メイクまでできちゃうのか。すごいな。

 

エディがオネエの振りしてるせいで、リリーは警戒心ゆるゆるでスキンシップもあっさり受け入れちゃうんですけど、それを全部エディは分かってやってるっていうww役得ですねwww

 

そういえば昔、テレビのオネエ特集で「オネエは女の子に警戒されないから落としやすいのよォ」って暴露してるビジネスオネエ(確かメイクアップアーティスト)がいたのを思い出しました。
女友達感覚でいたら牙を剥かれたってことですよね。
それって今回のエディみたいなやり口ってことですよね。
リリー、思いっきり引っかかってるじゃないですかーw

 

オネエなエディの時折見せる男らしさにドキドキできる、楽しいラブコメでした。
糖度たっぷりで始終砂糖吐き。
付き合う前からこれだけ執着しているのなら、「本気」出したらどうなるんですかねー。見たいような怖いようなw

 

最後は最期まで書かれちゃったので続編は完全にないようです。いつもの読み切りか。
そろそろシリーズものが読みたいなぁと思いつつ、宇津田さんの次回作も楽しみです(^^)/

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