六花の勇者4


『六花の勇者4』(山形石雄著/集英社ダッシュエックス文庫)★★★★☆

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前巻の感想はこちらから
六花の勇者3 | 晴れたら読書を

2013年7月刊。
前巻の最初の方は結構チームワークがとれてたはずなのに、色々あってますますギクシャクとしてしまう六花の勇者。
そんな中でのロロニア回です。ラストがまた波乱を呼びそうで怖い。

☆あらすじ☆
「七人目」の脅威がいまだ残る六花の勇者たちは、ドズーの話から、テグネウの策略の一端を知る。「黒の徒花」とよばれる聖具が、「七人目」に関する重大な手掛かりであるというのだ。アドレットはその聖具が造られた神殿へ向かい、正体を暴くことを決める。一方、テグネウは六花の勇者を阻止するため、人間を兵器に作り替えた『屍兵』を動員する。『屍兵』の中にはアドレットの故郷の人間も含まれていることを知ったロロニアが『屍兵』を救う方法はないか、と言い出し…!? 伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第4幕!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ドズー達と一時的に同盟関係となったアドレットたちは、テグネウの切り札「黒の徒花」の秘密を探るために「〈運命〉の神殿」へと向かいます。
そこに立ちはだかるのはテグネウの配下・凶具の九番によって操られた「屍兵」の集団。
その正体はアドレットの故郷の人々で・・・・・・というのが今回のストーリーでした。

 

エグイ展開を持ってきますよね。
何がエグいかって、アドレットの親友ライナに情報伝達役を与えた上で、「屍兵」の一体として六花にぶつけようとするのがエグい。

 

迷いながらも先へ急ぐために「屍兵」を倒していこうと決意するアドレット。
アドレットのために「屍兵」を助けられないものかと孤軍奮闘するロロニア。
そして、「黒の徒花」の情報を六花に伝えるために、自由にならない身体で必死に走るライナ。

 

ライナの残したヒントがロロニアに伝わったかと思えばテグネウの罠に引っかかったり、やっと生存者の存在が伝わったと思いきや手がかりの右腕が噛みちぎられて失われてしまっていたり。
上げては落とすジェットコースターのような展開に始終ハラハラし通しでした。つ、疲れた・・・・・・っ!!

 

状況そのものも緊迫してるのに六花内部で心がバラバラだから、それがまたしんどさに拍車をかけるんですよね。
ナッシェタニアはほんとにもういい加減にしろ!
ハンスもハンスでやり方を選べ!
アドレットは頼むからもっとしっかりして!

 

そんなギスギスしまくりの六花の中で懸命に頑張ったロロニア。
ここまで印象の薄い六花でしたが、彼女は本当に良い子で涙が出ます(´;ω;`)
恋したアドレットが苦しまないように、自分に七人目疑惑をかけられても必死に突き進む姿があまりにも健気すぎて・・・・・・。

 

そんなロロニアの前でフレミーを抱きしめるアドレットの残酷さは天誅に値する。

 

それにしても時の聖者ハユハが探り、ドズーたちと突き止めた「魔神の正体」とは何なのでしょうかここにきて「一輪の聖者」の素性への疑問も浮かび上がってきましたし。
七人目の正体も依然として謎のまま。今のところモーラ、ロロニア、ゴルドフは六花確定でいいのかな。
前回で格好良さを見せたゴルドフはめんどくさい立ち位置を貫いてますけど・・・・・・(;´∀`)

 

「黒の徒花」=フレミーなのかどうかも気になるところです。

 

続きを読まなきゃ・・・・・・怖いけど読まなきゃ・・・・・・

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