たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。


『たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。』(比嘉智康著/MF文庫J)★★★★☆

たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。 (MF文庫J)
たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。 (MF文庫J)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2015年5月刊。
読むのが楽しい作品でした。面白かった!
「たまらん」ってなにかと思ったら主人公のあだ名だったんですね。彼が巻き込まれた状況も「たまらん!」って唸りたくなるものでしたがw
あちらを立てればこちらが立たずな多角関係ラブコメ。最高にもどかしい。だがそれが良い!
1巻では登場人物たちの絡みまくった多角関係が完成されたところで終わってしまうので少し消化不良なところはあるものの、これは期待したい新作です!

☆あらすじ☆
高校に入って最初の春休み。余命一週間と宣告された“たまらん”こと玉木走太。幼馴染の親友三人から「生まれてきてよかったと思えることをしまくろう」と提案され、みんなでがむしゃらに遊びまくる。そして七日目、三人が連れてきたのはたまらんの憧れる学校一の美少女・月形嬉々。気を利かせて二人きりにされてしまい、思わず緊張するたまらん。夢のようなひとときは瞬く間に過ぎ、たまらんは嬉々と最期のキスをする―。だが誤診!!再びみんなと、何より嬉々と会える!と喜ぶたまらんを、しかし嬉々は超過激に冷たくあしらうのだった。えっ?なんで!?そして始まるたまらんの多角関係青春ラブコメ『たまらん!』お待たせ!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

余命1週間を宣告された玉木走太(通称「たまらん」)。
そんな悲劇的運命を背負った彼に、小学校から仲良しの幼なじみ三人組は「生まれてきてよかった会」を結成して遊びまくり、その締めとばかりにプレゼントしたのがたまらんの片思いの相手月形嬉々との時間でした。
うっかりリクエストしたキスをしてもらい、喜びながら悪くない人生だったと思えたたまらん。

 

しかし、まさかの誤信発覚。

 

ということで平和な高校生活を取り戻したたまらんでしたが、

・月形嬉々から社会的制裁を加えない条件に志村誉に対する彼女の恋を応援する(自動的にたまらんは失恋)
・志村誉の色鳥いろりへの恋を応援する
庵藤充の「カエルちゃん」への恋を応援する
岩井靜香の???への恋を応援する

というやたらめったら片思いを応援しまくる事態へ突入。

 

安請け合いしちゃってー!とは思ったものの、余命宣告後の幼なじみたちの優しさを考えれば応援したくなるのも仕方ない。
幼なじみ4人組の仲の良さが可愛くて輝いていましたからね。とても素敵な親友達が恋に悩んでいるなら協力したくもなりますよ。

 

なのにそれがこんなめんどくさい事態を招くとは(꒪ཫ꒪; )

 

たまらんの想い人が嬉々で。嬉々の想い人が志村で。
志村と庵藤の想い人が同一人物で?靜香の想い人が庵藤で?
しかもラストはいろりの想い人がたまらんになって?????

 

めちゃくちゃ狭い世界で閉じきった多角関係のかーーんせーーーい!!

 

なんという面倒な事態。
あちらを立てればこちらが立たず、誰かの願いが叶うころあのコが泣いちゃうカオスっぷり!

 

関係者全員の恋の協力をしなければならないたまらん。
どうするんでしょう。ほんとに。ワクワクしますね!ww

 

とはいえ、みんな良い子だからなぁ。誰にも泣いてほしくないので、笑顔いっぱいの大団円がほしいです(´・ω・`)

最初は暴虐無慈悲な女王さまに見えた嬉々も、事情がわかれば同情してしまいますし。
作中では別の名称で言い換えられてましたけど、相貌失認(失顔症)を患って生活を送るのって本当に辛そう。

それを踏まえて個人識別してもらおうと金髪に染めたたまらんは可愛かったですけどね。

 

めんどくさい多角関係ができあがり、今後の展開がとても気になるところ。
次巻がとても楽しみです(`・ω・´)ノ

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