エルトゥールル帝国シリーズ3 彷徨う姫は海に恋す 翠緑への航路


『彷徨う姫は海に恋す 〜翠緑への航路〜』(貴嶋啓著/講談社X文庫ホワイトハート)★★★☆☆

彷徨う姫は海に恋す ~翠緑への航路~ エルトゥールル帝国 (講談社X文庫ホワイトハート)
彷徨う姫は海に恋す ~翠緑への航路~ エルトゥールル帝国 (講談社X文庫ホワイトハート)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから
エルトゥールル帝国シリーズ2 隠された皇女 法官と秘めたる誓い | 晴れたら読書を

2013年10月刊。
1巻(「囚われの歌姫」)に登場したイェシル皇女と海賊ハイレッティンの出会いを描いたシリーズ第3弾。
時系列的にはこれが最初の物語だそうです。1巻2巻を読んでなくても何も問題ありません。皇女なのに3冊読んだ中では1番お転婆すぎるヒロインでしたw

☆あらすじ☆
イェシルはエルトゥールル帝国の第二皇女。皇位に就かなければ殺される運命である兄ジハンギルにつき従い、辺境の港町イスケンデリアにやってくる。その夜、不安で眠れずに星空を眺めていると、突然男が現れ、押し問答の末、いきなり唇を奪われてしまう。驚きと怒りで後を追うイェシル。男が乗り込んだのは、海賊“スィムルグ”の船だった。不審者として捉えられてしまったイェシルは船から逃げだそうとするが、うまくいかない。しかし露悪的な態度の裏にある彼ハイレッティンのやさしさに次第に気づいていき……。

以下、ネタバレありの感想です。

 

ジハンギルの暗殺未遂事件が起こった夜、イェシル皇女は不審な男を目撃し、人を呼ぼうとしたところキスをされてしまいます。狼藉者逃さん!!とばかりにその男を追っかけたイェシル。そうして彼女はハイレッティンと彼が率いる海賊スィムルグと出会うのです。

 

イェシルは1巻では元気は良くて明るい姫ってくらいのイメージだったのに、とんだお転婆じゃないですかー!

皇女とは?と首を傾げたくなるアグレッシブさ。
ハイレッティンに対しても良い人認定した後はグイグイいってます。押しすぎ押しすぎ・・・・・・(;・∀・)って思うくらいw
怒られても追っかける姿とか、前2巻のヒロイン達にはなかった押しの強さでしたね。なんか恋い慕う男を追いかけるというよりは、ペット的な懐き方に見えたのは気のせいだろうか。

 

まぁ、ハイレッティンが海賊業なんてやってる割にお堅い真面目くんなのでこれくらいで丁度釣り合いがとれているのかもしれません。
ジハンギル・イェシル兄妹にペースを乱されまくって苛立つハイレッティンはちょっと不憫でした。彼らに出会ったのが運の尽き。

 

物語としては、政変よりも結構前の話なので、ハイレッティンの悲願も叶いイェシルとも良い雰囲気になっていざ船出だ!という感じに幕を閉じました。

が、1巻では後宮に拉致されてるんですよね、イェシル・・・・・・。
ハイレッティンの保護下に入ったような終わり方なのになぜ?と一瞬思ったものの、イェシルのことだから学習能力ゼロで危険に首を突っこんだんだろうなぁと妙な納得をしてしまいましたw(1巻にイェシルが具体的にどう捕まったのか書いてありましたっけ?)

 

さて、次は政変時が舞台の新しい物語らしいです。そろそろ1・2巻のカップルが見たいなぁーちらっと出てこないかなー・・・|ω・)

スポンサーリンク
 
0

「エルトゥールル帝国シリーズ3 彷徨う姫は海に恋す 翠緑への航路」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。