彼女は戦争妖精4


『彼女は戦争妖精〈ウォーライク〉4』(嬉野秋彦著/ファミ通文庫)★★★★☆

彼女は戦争妖精4
彼女は戦争妖精4【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから
彼女は戦争妖精3 | 晴れたら読書を

2009年8月刊。
面白い!たぶんまだ前半戦ではあるのでしょうが、謎の撒き方が本当にうまいですね!
バトルもの特有の王道展開のはずが、なんだか不穏な空気を帯びてるところも最高に好みです。

☆あらすじ☆
頼通からの手紙に従い父の失踪宣告手続きを済ませた伊織だが、”妖精の書”について考える暇もなくクリスとルテティアの世話に追われていた。そんな伊織の様子を気遣う常葉、伊織の気持ちを知りたいさつき、不穏な行動を重ねる薬子……。周囲が慌しい中、かつて刃を交えたグレアムをドイツから呼び寄せ伊織とクリスを狙うパトリック。”妖精の書”を巡る様々な思惑と、パトリックの執念の刃が伊織たちに襲いかかる――!人気シリーズ緊迫の第4巻!

以下、ネタバレありの感想です。

 

カラー口絵のぬぅぬぅ言ってる伊織とリリオが可愛すぎて可愛すぎて。

そんな感じの水着回!(違

伊織と常葉に何やらラブコメの波動を感じました。アリだ。この2人はとてもアリですよ。泳げない先輩可愛い。

 

ラブコメといえば、1巻でメインヒロインだと思っていた牧島さつきのウザヒロイン化にびっくりです。前回フラグをへし折られたのに、彼女のメンタルは意外と鋼ですね(;・∀・)
そんなさつきにちょっかいをかけたルゥ。彼女の狙いがいまひとつよく分からないのですが、自分のロードにしようとしたってことでしょうか。何でさつきを選んだのかはわからないですけど、匂い云々のあれかな?
1巻の騒動から蚊帳の外に置かれっぱなしのさつきがここで仲間入りするのでしょうか。あれだけ伊織にウザがられ冷たくされているのに今さら仲間意識とか持てるのかなぁ。

 

それはともかく、今回のメインはパトリック・イグレイン組との決着
もう少しライバルポジションでいるのかと思っていたのですが、意外と早く退場してしまいました。
ヤンデレ気味の坊っちゃんとお姉さんという組み合わせは結構好きだったんですけどね。改めて「ウォーライクが負けるとロードは記憶を失う」という設定が重いものに感じられました(´・ω・`)

 

とはいえ、気になる置き土産は山ほど残していってますが・・・・・・。
伊織、というかクリスの覚醒は、「書に選ばれたウォーライク」だから?クリスが語り部(フィリ)?フィリって何だろう?
そしてイグレインにとどめを刺した薬子先生の狙いもまだ謎のまま。書は彼女の手に渡ってしまいましたが、それが今後どう影響するのか気になるところです。

 

フィリと、男爵やラ・ベルを指す(?)吟遊詩人(ミンストレル)の違いもよく分からないですねぇ。男爵たちはウォーライクなの?途中で健二・まーちゃん組を襲った謎の大型犬の正体も吟遊詩人?
新登場のグレアムオルトニート組の動向も怖いですねぇ。

 

わからないことだらけですが、どんどん面白くなっていっています。
完結済みのシリーズですが、刊行順に読む予定なので次は短編集。健二・まーちゃん組の短編が早く読みたいです(*^ω^*)

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