六花の勇者2


『六花の勇者2』(山形石雄著/集英社ダッシュエックス文庫)★★★☆☆

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前巻の感想はこちらから
六花の勇者1 | 晴れたら読書を

「7人目」探しはまだまだ続く。今回は1巻とは趣向を変えてwhy done itな物語。ミステリー色は変わらず、伏線は張り巡らされ、どうなっていくのか予想がつかない展開となってきました。

☆あらすじ☆
ロロニアという少女が現れ、またもや七人になってしまった六花の勇者たち。魔神再起までのタイムリミットが迫っており、疑心暗鬼はぬぐえないまま、魔哭領の奥へと進む。するとそこへ一体の凶魔が現れ、モーラに「君には時間がない」と告げる。そらに凶魔を束ねる統率者の一体、テグネウが六花の勇者の前に突如現れる。それは「七人目」の関わる策略なのか!?混乱の中で激闘が始まる。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第2幕。

以下、ネタバレありの感想です。

 

七人目が分かったと思った直後にロロニアが登場したことで、引き続き7人目探しをすることになった六花の勇者たち。

 

しかし今回は「7人目」はモーラであり、その彼女がハンスを殺すという衝撃的なシーンから物語がスタート。

 

なぜモーラはそんな凶行に及んだのか、彼女に何があったのか。
凶魔を束ねる三体の統率者の一体テグネウの登場により、その理由が徐々に明かされていくのです。

 

理由を知ってしまうとモーラに同情してしまいます・・・・・・娘か仲間かという天秤が辛すぎる。
結局、どちらも選べないからこその苦肉の策をとったわけですが、ロロニアとハンスにとってはとばっちりもいいところ。モーラは前巻もあまり良いところなしでしたし、今後はもうちょっと格好良く活躍してくれることを祈りたいです。

 

今回はモーラ回という感じでちょっと影の薄かったアドレット。
チャモの「そういえばアドレット、今夜ほとんど何にもしてないよね」ってセリフに思わず頷いちゃうほどw

 

しかし「七人目」のからくりやテグネウが使ったトリックを解き明かすところはさすがの主人公、というか探偵さんでした。
でもこれで振り出しかぁ。モーラでFAかと思った七人目の正体も再び謎に逆戻り。
アドレットは七人目は無自覚かもって予想していましたが、それもラストのテグネウの発言で怪しくなってますし。一体、誰が七人目なんだろう。物語が進むにつれて勇者たちの仲間意識が少しずつ高まってきていますし、裏切り者の正体を知ったらショックを受けてしまいそうです。

 

そういえば、1巻の騒動があったことでアドレットへの他メンバーの信頼値がすごいことになってました。みんなアドレットの言動にこそ不安を感じつつも、アイツなら何とかしてくれるはず!っていう期待を失わないのがすごい。でもこれが逆にフラグに見えるw
あとアドレットに感情を揺さぶられまくってイライラするフレミーが可愛すぎました(´∀`*)ふてくされてるところも可愛いぞ、このヒロイン。

 

凶魔側の勢力図も明らかになって色々と気になる展開になってきました。
テグネウVSカーグイックの対立構造と見せかけて、ナッシェタニアの背後にいるのはドズーという意外な展開。ドズーのキャラそのものも意外だったんですけど、彼らの狙いがどこにあるのかも気になります。

 

とりあえず続きを読んでいこう(`・ω・´)

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