断末のミレニヲン2


『断末のミレニヲンⅡ』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★★☆

断末のミレニヲン II いつか還らざる者たちへ (角川スニーカー文庫)
断末のミレニヲン II いつか還らざる者たちへ (角川スニーカー文庫)

前巻の感想はこちらから
断末のミレニヲン1 君を連れてあの楽園まで | 晴れたら読書を

絶望感半端ないゾンビファンタジー第2巻。
ちょっとこれどうするんですか・・・・・・やばすぎる・・・・・・

☆あらすじ☆
逃れ、逃れて絶望の果てにアトル達が辿り着いた剣の王国の城塞都市キャメローにも屍霊の魔の手が伸びていた…!陥るは絶対絶命の危機。現れたのは救いの手か、それとも恐るべき罠か。束の間の休息を楽しむことなど、滅びが迫るこの世界では許されない。弓手ルーイは謎めいた笑みを浮かべ、ツェン・ヨーガは怪笑し、カヤは宝石の瞳で見つめ、バーバラは微笑する。今まさに風雲急を告げる屍霊幻想一大叙事詩、極大衝撃の第二幕!

以下、ネタバレありの感想です。

 

屍霊に追われ、多大な犠牲を払いながらも目的地キャメローにたどり着いたアトルたち一行。
しかしキャメローはすでに陥落。新たな生存者と合流を果たすことができたにもかかわらず、その先には更なる絶望が待っていた、というのが第2巻のストーリー。

 

もう絶望が重すぎて辛い。

相変わらず緊張感溢れる屍霊パニック。
前巻は「あそこまで辿り着ければどうにかなる」という希望があったのに対し、その希望が潰れてしまった今回はただひたすらに今を生きるだけですもんね。有能な生存者と合流しても、現状を打開できる見通しは全く立たないまま。
さらには正気ではなくても自我を持った聖剣使いの屍霊が出てきたりして、もう勘弁してくれよとしか言いようがなかったです・・・・・・

 

ただ、その裏で明かされる生存者たちの過去話は読み応えがある人間ドラマで、それが物語に良い緩急をつけていました。
何気にツェン・ヨーガが良キャラすぎて驚きでした。
道化キャラだと思っていたのに・・・・・・カッコイイおっさんじゃないですかー!渋い!!

 

とはいえ、前巻の雰囲気的にキャラにスポット当たったら死亡フラグなんでしょう?とびくつきながら読み進めた第2巻。

 

特にアトル・・・・・・ああ・・・・・・

 

もうねー。どうするんですかこれ。ここで終わるんですかマジですか。

 

なんとなく2巻の予告煽り的にデッドエンドきそうだとは思っていたのですが・・・・・・
ちょっと、主人公・・・・・・

 

これで3巻出なかったからバッドエンドすぎるんですけど、これもまた売上次第とか。ちょっと本気で世知辛すぎませんか。

 

アトルは思春期丸出しでしょうもない男の子だけど、女の子のために頑張ろうとする気概があるからこれからの成長がとても楽しみな主人公だったのです。きっと、時間をかけながら強くなっていく過程が描かれていくものだと期待していたのに。

 

みたい!アトルがどうなるのか、この世界がどういう結末を迎えるのか見届けたい!
頼むから3巻ください・・・・・・

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十文字 青,so-binKADOKAWA / 角川書店
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