神ノ恋ウタ2 水の巫女姫


『神ノ恋ウタ 水の巫女姫』(石和仙衣著/講談社X文庫ホワイトハート)★★★★☆

神ノ恋ウタ 水の巫女姫 (講談社X文庫ホワイトハート)
神ノ恋ウタ 水の巫女姫 (講談社X文庫ホワイトハート)

前巻の感想はこちらから
神ノ恋ウタ1 あめ つち ほし そら | 晴れたら読書を

日本神話ベースの和風ファンタジー第2弾。
前作とは世界観を同じくしつつ、新しい土地、新しいキャラたちによる別の物語が紡がれます。
この話自体も美しいラブストーリーだったのですが、前作カップルも思いっきり大活躍する嬉しい仕様。
ほんと素敵なシリーズです。今回もとても良かった(*´∀`)

☆あらすじ☆
古代、神と人とがまだ近しく生きていた時代。失踪していた昼女神が帰り、天葦原にふたたび日の光が戻った。だが、昼女神の神使たちの多くが、あるじの不在中に霊力を失って行方不明になってしまった。各地に目を光らせる神使たちがいなくなったために、東の辺境では人間の豪族達が争いを起こすようになっていた。水派の巫女・玉藻は、敵対する豪族・若武王と和睦を結ぶために嫁ぐことになり、幼い頃から慕っていた兄・岬への想いを秘め殺す。しかし婚礼間近のある夜、和睦に反対する者達が反乱を起こし、玉藻に危険が迫る。岬は獣と化す呪いを受けて苦しみながらも、玉藻を守るために若武王のもとへ送り届けようとするが……?

以下、ネタバレありの感想です。

 

水の巫女・玉藻は敵対する水派と丹土の和睦のため、丹土の王に嫁ぐことに。最愛の兄・への想いを断ち切り、婚姻への覚悟を決めた玉藻。
しかしその直後に従兄弟の垂水が反乱を起こしたため、玉藻と岬のふたりきりの逃避行が始まることになるのです。

古事記や日本書紀の様々なエピソードをちょっとずつモチーフにしているのは前回同様かな?
今回は衣通姫伝説がメインなのかなぁと思ったのですが、それ自体よく知らないんでちゃんと知ったかぶれない・・・・・・。

 

とにもかくにも今回は同母兄妹の禁断愛というなかなかハードなテーマで進んでいくのです。
本当にハラハラしました。少女小説でどうオチをつける気なのかと。
主人公である玉藻も、彼女の最愛の兄である岬も、自分たちの恋が叶うことがないことを前提に、それでもただひたすら互いの幸せを祈って行動し続けるのがどうしようもなく切なかったです。
いやこれはきっと兄妹じゃない絶対そう間違いない・・・・・・と誰かに向かって訴えつつ、願い叶ってのハッピーエンドに本当に嬉しくなりました。

 

玉藻と岬の互いを思いやる愛の物語もとても素敵だったのですが、個人的には前作主人公の炬&雪荷のカップル再登場に大興奮でした!
雪荷が神様に転生したのでロリ化してましたねー。かなりどうでもいいんですが私最近おにロリ(青年とロリの組み合わせ)にハマりまくってるんで変にテンションが跳ね上がりましたw
うわーロリ雪荷も可愛いなぁ、と思っていたところに、衝撃の事実が明らかになるわけですが。

伊布夜さんマジ頭おかしい。

炬には早く神格を上げて伊布夜がちょっかい出せないくらい強くなってほしいです。せっかく幸せになったと思っていたのに、雪荷を看取らなければならない炬の姿に胸が詰まる想いでした。
ていうか昼女神も早く窘めてくれたらよかったのに!!!

 

とまぁ、途中で憤慨しまくったものの、ラストは完全無欠のハッピーエンドで大満足です( ・ㅂ・)و ̑̑
このシリーズ、3巻は出ないのでしょうか。世界観共通の別作品、だけど炬&雪荷は出るよって感じで続きがほしいなぁ。

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