怪談撲滅委員会1 幽霊の正体見たり枯尾花


『怪談撲滅委員会 幽霊の正体見たり枯尾花』(黒史郎著/角川ホラー文庫)★★★☆☆

怪談撲滅委員会 幽霊の正体見たり枯尾花
怪談撲滅委員会 幽霊の正体見たり枯尾花

学園ホラーコメディ?
ホラー的に怖いシーンは多々あるのですが、それを払拭するかのような怒濤のコメディ連打を食らいました・・・・・・。結果、怖かったのか怖くなかったのかよくわからないけどお風呂これから入るのやだなって思ってる。
21もの「学校の怪談」を有する高校を舞台に、怪談をぶっ潰す!と息巻く謎の男によって超絶ビビリの女子高生が巻き込まれるというお話。
なかなか面白かったですが、プロローグ的な感じですね。続きに期待。

☆あらすじ☆
超ド級の怖がり・大神澪は、事情により七不思議ならぬ“21の怪談”がある白首第四高校に入学してしまった。友達も作らず怪談を避ける日々を過ごしていたが、突然、破天荒な不良・雲英の脅しにより、「怪談撲滅委員会」―有害な怪談の殲滅を目指す組織の一員となることに。早速、“あかいちゃんちゃんこ”が出ると噂のトイレに連れていかれ…!?超怖がり少女と不良青年が学校の怪談を“口撃”する、前代未聞の学園ホラー!

以下、ネタバレありの感想です。

 

過剰に臆病な女子高生・大神澪
怖いことが大嫌いな彼女が嫌々入学させられた高校は21の怪談を有する白首第四高校。早くも憂鬱な気持ちになっていた澪の前に突如現れたのは「怪談撲滅委員会」を名乗る謎の男・雲英(キラ)でした。

なぜか雲英の委員会活動に巻き込まれることになった澪は、そこで想像を絶する恐怖体験をすることになる・・・・・・と書くとすごくホラー小説っぽいですね!!

 

しかし実態は何か違う。

 

雲英が怪談を撲滅するために行うのは、イメージの「変換」。
怖いと思うからありもしないモノを脳が作り出すのであって、それならば怖くない想像をもたせてしまえばいいのだ!ってことでいいのかな。

実際には超絶長セリフで怪異現象を「口撃」するのです。
それはもう口八丁ってこのことだなって感じに幽霊を言いくるめる。言いくるめて言い負かす。
今回で雲英が実際に相手取った怪異は「赤いちゃんちゃんこ」だけなんですが、なんだか不憫になるほどのオーバーキル。赤いちゃんちゃんことか今どきダセーよ!ってことを伝えるだけで一体何頁費やしたんだ・・・・・・もうやめたげて・・・・・・(´・ω・`)

 

そんな雲英の指導を受け、(成り行き&強制的に)新米委員となった澪も、終盤には単独で怪異と立ち向かいます。
彼女が相手取るのは「赤字のななしくん」。
これも途中までは怖かったはずなのに、後半は予想外の方向へ。
まさかぼっちの幽霊をヤンデレストーカー化させたあげくに恋愛相談のスペシャリストに育て上げるとは。
うーん。意味が分からん!ww

 

まだ怪談は2つしか撲滅していないので、この調子で残り19の怪談を撲滅していくのでしょうか。
三年零組と怪談の関係も気になりますね。クラスの生徒の数と付合しているのはどんな意味があるのか。

 

そして澪の正体も気になる。
人間はビビっても髪は伸びませんよ、と思っていたのですが母親関係なのか。母親に何があったのでしょうか?あと父親は何をしているのか。

雲英の正体ももちろん気になります。
ちなみに「世代的にオーブはドラクエⅢのイメージが強い」発言により、私の中で雲英は高校生じゃないと判断しました(`・ω・´)ノ
ドラクエⅢって私の世代でもないんだけど、もしかして移植とかあるから今の高校生はやってたりするのかな??

 

そういえば、このシリーズは聞くところによれば前作「幽霊詐欺師ミチヲシリーズ」とリンクしているとか。2巻を読む前にミチヲシリーズを読んでおこうかなぁと考え中です。

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