ひとりで生きるもん!2 およめ券のその後

『ひとりで生きるもん! およめ券のその後』(暁雪著/MF文庫J)★★★★☆

ひとりで生きるもん!2 およめ券のその後 (MF文庫J)
ひとりで生きるもん!2 およめ券のその後 (MF文庫J)

前巻の感想はこちらから
ひとりで生きるもん! 〜粋がるぼっちと高嶺の花〜 | 晴れたら読書を

デビュー作とは思えない完成度を見せた「ひとりで生きるもん!」の続編です。
1巻の感想で「もしシリーズ化したら喜んで買う!」とは言ったものの、正直続編が出たら蛇足もいいところなのでは・・・・・・と不安だったのですが。
いざ読んでみたら、これは素晴らしいエピローグ。
ファンへのご褒美的な後日談の一冊となっていました。ちなみに2巻完結ですが、これ以上ないくらい綺麗に終わっています。
前巻もダダ甘注意だったのですが、今回はそれ以上に激甘注意です。めっちゃニヤニヤしたーーっ!!

☆あらすじ☆
最愛の彼女・湊千紗の言葉をきっかけに、自分が以前よりつまらなくなっていることを自覚した元ぼっち・織田慶人。彼は、千紗にふさわしい男になるため自分の将来を見つめ直す。そして、バイト先の先輩が所属する劇団で喜劇の脚本に挑戦することになったのだ。脚本が1本も採用されない中、夏休み日本に遊びに行くと千紗に告げられ…?これは人生と笑いをかけた、ひと夏の想い出―。元ぼっち×高嶺の花で贈る、「やっぱひとりじゃ生きられないよね」系ラブコメ!ふたりの未来に幸あれ!

以下、ネタバレありの感想です。

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からくさ図書館来客簿1 冥官・小野篁と優しい道なしたち

『からくさ図書館来客簿〜冥官・小野篁と優しい道なしたち〜』(仲村六絵著/メディアワークス文庫)★★★☆☆

からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~
からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~

京都+図書館+和風ファンタジー。
小説や漫画などでよく登場する小野篁が図書館館長として、現世を彷徨う「道なし」たちを天道へと導く物語です。
連作短編なのですが、最後の短編が特にお気に入り。なるほど、だから彼はこんなにヒロインにダダ甘なのか。

☆あらすじ☆
京都の一角に佇む「からくさ図書館」は、優しげな図書館長の青年と可憐な少女とが二人きりで切り盛りする、小さな私立図書館。紅茶か珈琲を味わいながら読書を楽しめる、アットホームなこの図書館には、その雰囲気に惹かれて奇妙な悩みと出会ったお客様が訪れる。それぞれに悩みを抱えるお客様に、図書館長・小野篁が差し出すのは、解決法が記された不思議な書物で―。悠久の古都で綴られる、ときにほろ苦く、けれど温かなライブラリ・ファンタジー。

以下、ネタバレありの感想です。

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