十三矛盾の魔技使い2


『十三矛盾の魔技使い〈ソルヴァナイト〉2』(十階堂一系著/電撃文庫)★★★★☆

十三矛盾の魔技使い (2) (電撃文庫)
十三矛盾の魔技使い (2) (電撃文庫)

前巻の感想はこちらから
十三矛盾の魔技使い1 | 晴れたら読書を

ああ、やっぱりこのシリーズ好きです。
やってることはハイレベル・ハイスペックなのに、当の本人達が全力で思春期なのが最高に笑えます。
1巻同様に登場人物が多くて目まぐるしい群像劇ですが、キャラを覚えてしまえば笑うのに集中できて1巻よりも楽しめました。
あと、これ結局他の人たち巻き込んだ大げさなデートですよね?楽しかったー!

☆あらすじ☆
世界を変える技術「魔技」の最先端を走るソルヴァ三道魔技学園に、転校した沢里十二衣が率いる魔技学園「シアマーチ」の選抜メンバーが挑む!学校同士が威信をかけて激突する対校戦、その種目は―なんと鬼ごっこ!?しかし魔技使いたちの対校戦がただの鬼ごっこになるわけもなく、騙し討ちやルールの上書きもアリアリの頭脳戦チームバトルの様相を呈して…!?昨日の敵は今日の味方、チームを組んだ「ソルヴァナイト」候補生たちが、さらに天災的な大乱戦の火蓋を切って落とす!激突の度合いを増して帰ってきた、息をもつかせぬスクワッド・マギ・アクション登場!

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回はソルヴァ三道魔技学園VSシアマーチ魔技学園の対校戦。
転校した沢里率いるシアマーチ選抜チームと、ソルヴァナイト八切率いるソルヴァ選抜チームが激突し、熱い「変則鬼ごっこ」が繰り広げられていきます。

 

すでにタイトルの「十三」が行方不明になっちゃったじゃないですかー!(ラストにちょろっと意味深発言はあったものの)
前巻同様、今回もキャラの目線を交代しつつの群像劇形式なのですが、ソルヴァ側は選抜5名+αくらいだったのでかなり減ったなぁという印象(まぁその分シアマーチ選手の視点が入るので総量はあまり変わらないんですけど。)
メインキャラが13人から半分以下になったので、その分ひとりひとりのキャラの面白さが凝縮されていました。

 

特に新傘!
この子はこんなに恋愛脳丸出しだったっけ。序盤から腹筋崩壊するかと思いました・・・・・・
新傘の彼女となった沢里もなかなかの彼氏バカで笑える。
今回の話って、陰謀的な動きとかチラチラ見えてましたけど要するに沢里と新傘のいちゃいちゃデートに周囲が巻き込まれただけですよね?(;・∀・)あと沢里パパの親心的な話でもあるのかな。

 

新傘カップルだけではなくソルヴァ側は相変わらず欲望に忠実でした。みんながみんな頭良いバカなのが最高なんですよw
とりわけ八切はキレッキレでしたし。今回で奈々さまとは友だちになれたんじゃないんですかね?ダメだったのか?

あと風評被害の人も大概なことになってました。主に視点切り替えの小見出し覧が。あそこ情報増やす度に笑わせにかかっててズルいですw

 

肝心の「変則鬼ごっこ」も1巻同様とても面白かったです。
基本ルールから攻略方法を練っているところに新ルール、しかしそれに囚われてはいけないっていうのが楽しい。二転三転としつつルールの抜け道や必勝法を探り出そうとする心理戦は手に汗握る緊迫感がありました(地の文で頭の中身がダダ漏れだからシリアスムード0ですけどね!)。

 

かなり好きな作品なのですが3巻は出るかなぁ。
魔技の話とかグラフトの話とか掘り下げようと思えばシリーズ続けられそうですが、十階堂さん5月に電撃文庫から新作出すんですよね。
並行シリーズなのかこちらは完結なのか。あとがき的に後者っぽいなぁ。

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