覇剣の皇姫アルティーナ8


『覇剣の皇姫アルティーナⅧ』(むらさきゆきや著/ファミ通文庫)★★★☆☆

覇剣の皇姫アルティーナVIII (ファミ通文庫)
覇剣の皇姫アルティーナVIII (ファミ通文庫)

前巻の感想はこちらから
覇剣の皇姫アルティーナ7 | 晴れたら読書を

新章スタートの第8巻。
次巻以降への準備回という印象が強い1冊でした。
各所で色々と動きがあるので次巻から一気に面白くなりそうな予感。楽しみです!

☆あらすじ☆
皇帝の死後、第二皇子ラトレイユの即位が確実となり、失意に打ちひしがれるアルティーナ。さらには、帝都からの出頭命令でレジスが彼女の下から引き離されることに!だが、レジスは「戦争をなくしたい」というアルティーナの願いを諦めてはいなかった。皇帝の死を不審に思う彼はラトレイユの真意、そして彼の皇帝としての資質を見極めるため、たった一人で帝都へ赴く決意をする――。覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第八弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

皇帝崩御により一気に皇帝の座に王手をかけたラトレイユ。
自分たちの敗北を悟り落ち込むアルティーナと、それでも彼女の夢を叶えようと切り替えるレジス。

すわ内乱か!?と、思っていたものの意外に冷静に進行しましたね。レジスなら当然か。
ラトレイユが即位すればアルティーナの継承権が消滅するということは、正式に即位するまでの短い期間が正念場。
鍵は、ラトレイユの皇帝弑逆という大罪をどうやって暴くかというところに絞られました。
ラトレイユVSアルティーナの対立構造がかなりシンプルになりました。シリーズ的にもここらへん大きな山場となるのでしょう。

 

様々な思索を巡らせつつ、レジスはひとり王都へ。
読書狂の名に恥じぬ王都生活に笑ってしまいました。このシリーズに出てくるラノb・・・げふん「娯楽小説」はタイトルが分かるときと分からないときがあるのですが、今回は分かったぞ!ファ○通文庫縛りですね!吸血鬼が演劇するアレ超面白いですよね!!
それはそうと、レジスがラトレイユの参謀として一時戦線へ向かうことになりましたが、これがどう影響するのか。
ラトレイユがレジスを取り込むことに成功するか、レジスがラトレイユの秘密を握ることに成功するか。
緊張感が高まります・・・・・・

 

レジスと引き離されたアルティーナには成長の兆しが。
レジスにずっと背負われたままの赤子じゃ皇帝に相応しい人物にはなれませんから。ここらへんでアルティーナには一気に成長してほしいところです。
脳筋だった彼女が文通しようと言い出したのは良いきっかけかな?
あとレジスとアルティーナの関係もそろそろ動きそうかも。涙するアルティーナと立ちすくむレジスの構図は切なかったものの、その後の夜中の寝室でのふたりには何やらラブロマンスの香りが・・・・・・。
あ、でもエディとフェリシアはそろそろ爆発してもいいと思うの
今回で悲しい事実が判明したエリックは文官に転職かな?

 

そしてそして!!
ラストにやってきたぜ!我らがバスティアン!
私の観測範囲では主人公以上に人気があるように思える彼ですが、いよいよ本編合流です。
しかも《吊られた狐》の残党付き?一体どうなってしまうのでしょうか。
ていうかバスティアンが継承争いの第三勢力になる未来ってあるのかな?彼にはエリーゼと結婚してハイブリタニアで幸せに暮らしてほしいのですが・・・・・・

 

今回は大きな動きこそありませんでしたが、各所で目まぐるしく動きが生じています。
盛り上がるのは次巻からか。楽しみです!!

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