灰と幻想のグリムガル5 笑わないで聞いておくれよ


『灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ』(十文字青著/オーバーラップ文庫)★★★★☆

灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ (オーバーラップ文庫)
灰と幻想のグリムガル level.5 笑わないで聞いておくれよ (オーバーラップ文庫)

前巻の感想はこちらから
灰と幻想のグリムガル4 導き導かれし者たち | 晴れたら読書を
2015年2月刊。
お久しぶりのグリムガル新刊!待ってたホント待ってた(´;ω;`)
引き続きワンダーホールで探索を続けるハルヒロたち。
ハルヒロの成長ぶりに涙腺がゆるみそうでした。
地味ではあっても堅実で、「成長すること」を真摯に描くこの作品が私は大好きです。
そして!コミカライズおめでとうございます!!!公式サイトリンク

☆あらすじ☆
「……で、これ、何だと思う?」ワンダーホールに来てから数ヶ月。ハルヒロたちは少しずつ、だが着実に実力をつけて迷宮を攻略していた。そんな時、探索中に見たことのない「穴」を見つける。前回……たしか三日前にこの場所を通りかかったときはなかった穴。それは未発見の新エリアかも知れず、一番乗りしたパーティには大きな利益がもたらされる。踏み込むかどうか迷うハルヒロだったが、変わり者が多いが実力はあると評判のチームトキムネが現れ、合同での探索を提案される。灰の中から生まれた冒険譚は、新たな出会いと共に続いていく。

以下、ネタバレありの感想です。

 

ワンダーホールでの探索を続けるハルヒロたち。
当初は強かったはずの敵も危なげなく倒せるようになり、彼らの着実な成長ぶりが窺えます。
“もう敵じゃない。”っていうあの高揚感はRPGとかでよくある感覚ですが、グリムガルだからこそ喜びもひとしおなんですよね。

 

さて今回はワンダーホールで新たに見つけた未踏のエリアを、トキムネ率いるトッキーズと合同で探索することになる、というストーリー。
トッキーズはランタがいっぱいってくらいキャラの濃い集団でしたねー。キッカワのウザさはランタ以上です。あのチャラ男、絶対死なないと思ってました。あれ生き残るタイプだもん。

トキムネたちの底知れなさを不気味に感じつつも、新エリアを進んだ先で発見した黄昏世界
謎の別世界で遭遇する新たな脅威によって窮地に陥るハルヒロたち。また誰か死ぬんじゃないかとハラハラしました・・・・・・。
この黄昏世界って何なんでしょう?グリムガル世界の謎そのものにも関係しそうですが、きっとこれが明らかになるのはもうちょっと先なんでしょうね。

 

それにしても今回はほんっとにハルヒロが格好良かった!
前半ではトキムネに比べて頼りない自分に腐ったりしていましたけど、「そんなことないよ!ハルヒロは頑張ってるよ!!」って全力で褒めちぎりたい。
ハルヒロの自己評価が低いのは、これまでの失敗と仲間の死が彼の心を深く傷つけているせいなのでしょうけど。そう思うと切ない。
それでも失敗を真摯に反省して、ハルヒロは着実にリーダーとして成長していくのです。
カリスマ性と勢いで押し進むトキムネと、仲間の命を何よりも大切にして慎重であることに固執するハルヒロ。このふたりの「リーダーとしての在り方」の対比が面白くもあり、また、有力チームのリーダーにも負けない存在としてハルヒロが成長しつつあることを印象づけた回でもあったと思います。

そして今回は周囲がちゃんとハルヒロを褒めて認めていたのが無性に嬉しかったです。
頑張った人は、頑張った分だけ認められないと。

 

そんなハルヒロに新たなヒロイン候補が・・・・・・
表紙の魔女はチームトキムネのミモリ
彼女ほどまっすぐ好意を示すヒロインが今までいなかったのが正直びっくりなんですがw
ちょっと変だけど良い子っぽいのになぁ。まぁ彼女欲しいとか云々考えても今のハルヒロにはそんな余裕なさそうだし。
ラストで告白を断るところは誠実さが見えて良かったのですがここで終わるのかよ!!

 

メリィとクザクの関係もなぁ。前巻より更に怪しく・・・・・・。
うう、私はメリィとハルヒロが良いカップルだと思うんだけど、どうなっちゃうんだろう??

 

ああ色々気になりすぎる。はやく6巻ください・・・・・・はやく・・・・・・(´Д`;)

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