悪魔で騎士1 愛されすぎて逃亡中!


『悪魔で騎士(ナイト) 愛されすぎて逃亡中!』(あすか著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

悪魔で騎士 愛されすぎて逃亡中!
悪魔で騎士 愛されすぎて逃亡中!

鍵師の少女と、少女を溺愛して花嫁に望む悪魔の物語。
一応、溺愛系ラブコメなんですが、なんだろう。思ったよりは糖度は低い?
少し前半がぼんやりとした雰囲気だったのですが、全ての事情が明らかになる後半はなかなか面白かったです。
しかし、悪魔ちょっと不憫すぎないか・・・・・・本人が満足してるのならいいのか。

☆あらすじ☆
『王の鍵師』だった行方不明中の父の跡を継ぐべく、鍵師を目指すエリアルの悩みは数あれど…なんといっても四六時中くっついて甘く優しく愛を振りまいてくる漆黒の悪魔―ヴァルサスの存在!2週間後に迫った16歳の誕生日、その日までに『王の鍵師』になれなければヴァルサスの花嫁決定!なのだが、エリアルには致命的な弱点があり…!?待ちうけるのは、悪魔の花嫁、それとも―!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

放浪癖で6年間行方不明の父の代わりに鍵師の仕事を営む少女・エリアル
そんな彼女を6年前からサポートするのが悪魔ヴァルサスであり、エリアルは16歳の誕生日までに「王の鍵師」になれなければヴァルサスの花嫁として彼の世界に連れて行かれる、という契約を結んでいます。

 

ヴァルサスはエリアルを溺愛しまくっているのですが、エリアルの方はなんとか契約を解除してもらおうとツンツンしまくり。
溺愛系ラブコメで確かにヴェルサスは甘い言葉をふりまいているのですが、このエリアルの態度で糖度的なものは一切なかったのがちょっと残念でした。まぁエリアルが自分の夢のためにヴァルサスを拒絶するのは仕方ないんですけどね。

 

そうはいっても、物語開始時点で契約満了日まで残り2週間。
どう足掻いても「王の鍵師」になるには時間が足りず、色々言いつつもエリアルは打つ手無し状態。
そんなエリアルに「王の鍵師」見習いとして他国に親書を運んで欲しいという依頼が届きます。その依頼を受けたことから、エリアルは自分が忘れていた6年前の出来事や、ヴァルサスが黙っていた事実を知っていくことになるのです

 

前半の思わせぶりな伏線出し段階は微妙に退屈だったのですが、後半の真相解明シーンはなかなか怒濤の展開で面白かったです。
ちょっと残念だったのは、「王の鍵師」の扱いがいまいちよくわからなかったところでしょうか。何で鍵師がわざわざ親書届けるんだろう?施錠した箱に親書を入れるってとこまでは納得したんですが・・・・・・まぁいっか。

 

エリアルとヴァルサスはどうなるのかなと思っていたのですが、まぁ妥当な落としどころでした。口づけでの延長期間の交渉に笑ってしまいました。「関係が冷えた夫婦みたいな条件」ってなんだww
あと「君が僕に好きとか愛してるとか言った瞬間、今度こそ君は僕の花嫁になる」っていう条件つけなかったほうが良かったのでは(゜Д゜;)それ、想いを自覚しても隠しちゃうパターン・・・・・・

 

軽く楽しめるラブコメだったと思います。欲を言えばもっと糖度がほしかったかなぁ。
ただ続編が3月に出るんですよね。どう続けるのかわかりませんが、そこに期待しようと思います。

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