Φの方石 白幽堂魔石奇譚


『Φの方石 ー白幽堂魔石奇譚ー』(新田周右著/メディアワークス文庫)★★☆☆☆

φの方石 ―白幽堂魔石奇譚― (メディアワークス文庫)
φの方石 ―白幽堂魔石奇譚― (メディアワークス文庫)

第21回電撃小説大賞「大賞」受賞作。
うーん。これは、私にはちょっと合わなかったです。
「方石」という設定は面白いとは思いましたし、文章も悪くなかったんですが、なんだか物語に集中できませんでした。
読んだタイミングが悪かったのか、設定をうまく呑み込めなかったんですよね・・・・・・

☆あらすじ☆
方石―それは様々な服飾品に変じることのできる立方体。この技術のメッカである神与島で、アトリエ・白幽堂を営む白堂瑛介は17歳の若き方石職人。東京からやってきた下宿人の少女・黒須宵呼とともに暮らしている。瑛介は方石修繕の傍ら人々を惑わす石、魔石の蒐集をし、その身請け人となっていた。そんなある日舞い込んだ方石窃盗事件の調査依頼。そこには宵呼を巻き込んだ驚くべき真実が隠されていた―。第21回電撃小説大賞“大賞”受賞作。異才の方石職人が綴る、現代幻想奇譚。

以下、ネタバレありの感想です。ネガティブ要注意。

 

様々な服飾品に変化するだけではなく、そこに特殊な能力まで付与してしまう「方石」。
そんな方石の修繕専門の職人・白堂瑛介と、彼のお店にステイすることになった黒須宵呼が、ある方石窃盗事件に巻き込まれていく、というお話。

 

なんですが。

 

正直言うと、この方石の設定段階で躓いてしまいました。
いや、面白いとは本当に思うのですよ。ここまで凝った設定を作り出せるのは凄い。
だけど、こんなファンタジーな設定が現代日本で根付いているっていうところがよく呑み込めない。学校の授業シーンで説明はあるんですけど、なんか微妙にしっくりこないというか。
この方石関連の設定、歴史や作り方やら本当によく作り込まれているのですが、その分どうしても説明的になりすぎている感じが否めませんでした。
読み始めた時にちょっと疲れてたせいもあって、説明文で余計に疲れてしまい、そこから先は流し読み(´・ω・`)

そんな最初の方で躓いたために、メインであるはずの方石窃盗事件の真相とか瑛介の過去とか宵呼の出自の曰くとか全く頭に入ってこず。

 

あと、瑛介の正体が明かされた段階での置いてけぼり感もちょっと・・・・・・。魔石って何でもありなのかぁって思って。

 

今の私には合わない作品でした。気分が乗らないときもある。
時間があるときにでも再チャレンジするかもしれません。

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新田周右KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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