文句の付けようがないラブコメ2


『文句の付けようがないラブコメ2』(鈴木大輔著/集英社ダッシュエックス文庫)★★★☆☆

文句の付けようがないラブコメ2 (ダッシュエックス文庫)
文句の付けようがないラブコメ2 (ダッシュエックス文庫)

前巻の感想はこちらから
文句の付けようがないラブコメ1 | 晴れたら読書を

再び始まる優樹と世界の「喜劇」。
学園編の前編です。優樹と世界の関係は前巻同様可愛くて仕方ないのですが・・・・・・辛い・・・・・・。
この巻もサクサクと読みやすく面白かったのですが、本題は次巻ですね。一体、どんな結末を迎えるのか。後編が早く読みたくて仕方ないです。

☆あらすじ☆
神鳴沢セカイは死に、世界は作り替えられ、桐島優樹の通う高校に世界(セカイ)が転校してくるところから再び物語が始まった。改変前の記憶がないふたりは何事もなかったかのようにまた出会い、優樹は身体の弱い世界が高校に行くための手伝いをするようになる。ある時は登校の途中で、またある時は授業の途中で。体調悪化による早退を何度も繰り返すものの、世界は着実に『普通の高校生』に近づいていった。そんな折、彼女の上履きが何者かの手によって隠される騒動が起きる。陰湿な行為に優樹は激怒するが、世界が示した反応は思いもよらないもので――
ようこそ、新しいセカイへ。

以下、ネタバレありの感想です。

 

くそったれの神様が始めた何度かめのゲーム。
今回は、優樹の高校へ世界が転校してくることによって二人が出会う、学園編です。

 

といっても学園ラブコメでは断じてない。

 

体の弱い世界は学校に通えず、そんな世界をサポートするために学級委員の優樹が奮闘する、ということで「今回のふたり」は親密になっていくのですが、そんな彼らを取り囲むのは同級生の悪意。
見た目は派手なのに休んでばかりの世界、過去のトラブルのせいで浮いてしまっている優樹。
優樹が頑張って世界の「転校デビュー」を成功させようとしても、うまくいかないどころかさらに悪意を向けられる始末。
ラブコメの波動はどこに・・・・・・

 

それでも「今回の」世界と勇樹もまた、お互いに惹かれ合っていきます。
ただ、この世界のカラクリを知っているせいで、どれだけ勇樹と世界が仲良くなって微笑ましいやり取りを繰り広げても胸が痛くて仕方ないんですよね。
二度目のプロポーズにはじわっと感動したんですけどね。それ以上にじわっと泣けてくるっていうのがもう。辛い。

 

一体この学園編で、優樹と世界はどんな結末を迎えるのか。
悲劇を繰り返すのでしょうか。それとも喜劇を生み出せるのでしょうか。

 

そういえばふと気になったのですが、優樹の妹の春子。彼女はどこまで知っているのでしょうか?
なんか発言がいやに意味深というか。
もちろん、世界とその裏にいる「九十九機関」を調べたからには色々知ってるわけですけど。
でもそれだけじゃないような気がするんですよねぇ。気のせいかもしれませんけど。

 

本題は次巻、学園編後編ですね。とても楽しみです。早く発売されるといいな。

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