CtG ゼロから育てる電脳少女1


『CtG〈クレイドル・トゥー・ザ・グレイヴ〉ーゼロから育てる電脳少女ー1』(玩具堂著/角川スニーカー文庫)★★★★☆

CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ (角川スニーカー文庫)
CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ (角川スニーカー文庫)

VRMMOの世界で「結婚」したら子供ができて、なぜかその子がリアルに出てきちゃった!?というお話。
面白かったです!ラブコメのつもりで読んだのですが、予想以上にSF色が強い感じ。
人工知能は「心」を持つか、という鉄板SFネタですが、読みやすくラノベナイズされていて終始楽しく読みました。

☆あらすじ☆
VRMMOゲーム「CtG」で、春日井遊は初対面のミーファと気楽に“結婚”する。でも娘のハルハが生まれて、まさかの子育てスタート!?しかも「きたよ、おとーさん!」「く、釘宮です」なんと現実世界にも、実物のハルハとミーファの中の人・釘宮美遥が登場!実はハルハは秘密の計画で創られた“新しい人類”だったのだ!!遊と美遥は、現実とゲームの両方で、人類の未来に関わる(?)壮大な少女育成に巻き込まれて!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

物語の舞台となるのはCtG〈クレイドル・トゥー・ザ・グレイヴ〉というVRMMOゲーム。
主人公・春日井遊は、亡くなった母の作ったそのゲームをある目的をもってクランプという名前でプレイしている高校生です。
そしてヒロイン(のひとり?)は、遊と「相性が良い」と判断されたプレイヤー・ミーファこと釘宮美遥
「どうせゲームだから」という理由でお気軽にCtG内で結婚した2人のもとには、なぜかハルハという名前の子供が現れ、しかもその子は実体化して現実の世界の2人の前にやってきて・・・・・・というお話でした。

 

このハルハがほんと可愛い。

ゲーム内の存在でありながら、これでもかと「人間らしさ」を見せつけるクランプとミーファの娘。
ハルハは「人間」なのか?それとも?という疑問を持ちつつも、ゲーム内でもリアルでも彼女を溺愛する遊と美遥。
物語は、ハルハの存在が持つ意味と、CtG内のプレイヤー連続襲撃事件との関連性を徐々に明かしながら進んでいきます。

 

ハルハの存在、というか新人類であるハダリーズには何か大きな秘密がありそうですね。
「人類にはもう、立ち止まる時間は残されていないのだ」という言葉が妙に印象的でした。
今回のメメみたいなハダリーズの失敗作と戦って行きながら、隠された謎に迫っていくんでしょうか。気になります。

 

ハルハという人工的な存在の意義が中核にくるので、物語はかなりSF色が強いです。
それでいて、終盤はしっかりクランプが活躍する熱いバトルもあって、そこがとても満足。やはりラノベは主人公が格好良く活躍してほしいですから!
まぁクランプの必勝法については「身内専用裏技かよ!」とツッコミたくなりましたがww

 

次巻は幼なじみVS同棲ネトゲ嫁、ということで今回顔合わせ程度だった冬風と美遥が本格的に遊を巡って対立するわけですね!
幼なじみは負けフラグ・・・・・・かと思ったのですが、意外に遊の中で冬風の存在が大きくて勝敗が微妙に予想つかないんですよねぇ。なかなか優柔不断というか精神的二股のようなダメ男になっている遊ですが、一体どちらを選ぶのか。
私としては美遥の方が断然好きなんで、ぜひこのままネトゲ嫁とリアルにくっついてほしいところw

さぁどうなっていくのか。次巻も楽しみです!

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