恋するエクソシスト2


『恋するエクソシスト2』(梨沙著/イースト・プレスRegaloシリーズ)★★★☆☆

恋するエクソシスト 2 (レガロシリーズ)
恋するエクソシスト 2 (レガロシリーズ)

前巻の感想はこちらから
恋するエクソシスト1 | 晴れたら読書を

オタクエクソシストと霊感女子高生の除霊ラブコメシリーズ第2巻。
今回は不憫な幼馴染み・雅のターンだったはずなんですが・・・・・・・・・雅ちゃん・・・ううっ(´;ω;`)
前回よりも弱冠ホラー分増?それでもあんまり怖くはなかったです。
全体的に面白かったものの、少し読みにくさが気になる部分もちらほら。
ですが、ジャンの事情が明かされたり刻子の一族の話が出てきたりと、今後のシリーズの展開が楽しみになる1冊でした。

☆あらすじ☆
『真昼の怪』の調査で夏休みを潰してしまった刻子たちは、雅の父・蒼然の紹介で、彼の知り合いが経営する海沿いの古民家へ宿泊することになる。飽きもせず愛の言葉をささやき続けるジャンに戸惑う刻子。そんな彼らの様子を見守る(楽しむ)佐々子と金之助。一方、刻子に思いを寄せる雅はジャンの存在に心中穏やかでいられない。旅先といえども相変わらずの彼ら、と思いきや―「生身だと、欲情して困ります」「ジャンのことが気になる?僕のことよりも…?」ジャンと雅が刻子に急接近!?美形でオタクなエクソシストと霊感女子高生の除霊ラブコメディ、初合宿は波乱の予感。

以下、ネタバレありの感想です。

 

夏合宿回!(お盆過ぎてますが)

というわけで、刻子、ジャン、雅、佐々子、金之助で海辺の古民家(?)に泊まりに行ったら案の定怪異に襲われてしまった、というのが今回の話でした。

 

怪異の話自体は、刻子の一族絡みで面白かったです。
まさに近くて遠い距離で引き離されてしまった幼い二人の恋が切なかったです。小太郎だったモノについてはこのシリーズの「良くないモノ」を一律に祓っていいわけではない、という世界観を象徴するようでした。

 

それにしてもこの怪異騒動。
現代の陰陽師・塚杜磨宮のお膝元で起こっていたわけですが・・・・・・陰陽師さんへっぽこすぎる。彼がジャンの気配を持ち帰ったことが全ての発端のようですが。うーん、前巻といいこの役立たずぷりである。

 

役立たずと言えば、今回のジャン。
ヒーローのくせに8割寝てましたね。物理的にも精神的にも。
その代わりジャンの中に眠っていたクロ(仮名)が出ずっぱりだったわけですが。悪魔とエクソシストの共存なんていう矛盾に満ちた状態がどうして生まれたのかは今後のシリーズのポイントになるのでしょうか。
しかし出番は少なめだったくせに美味しいところはことごとく持っていくのは、さすがのヒーローという貫禄でしたwお色気担当かぁww

 

そして必死の牽制(物理)にもかかわらず、ジャンに美味しいところをさらわれていった雅。
雅は今回完全にヒロインでしたので、何か可愛さ倍増不憫さ倍々増みたいな感じでしたね。
刻子に抱きしめられていたシーンは可愛かったんですけど、きっとコレジャナイ・・・・・・
まぁ、雅は実はサラブレッド(?)らしいので、今後の成長に期待ということで・・・・・・3歳年下というのがリアルに不利なんですよねぇ。

 

本編そのものは面白かったのですが、今回はちょっと読みにくさが気になって残念でした。
キャラの行動もなんかうまく消化できなかったし(雅の修行拒否とか、佐々子&金之助が怪奇現象を隠してたこととか)、うーん。

 

いやでも面白いシリーズですので、続きはちゃんと読みます。
3巻も楽しみです。シスコン姉の再登場に期待!

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