アドリア王国物語2 誓いの剣と星に導かれし者


『アドリア王国物語 誓いの剣と星に導かれし者』(文野あかね著/角川ビーンズ文庫)★★★☆☆

アドリア王国物語 誓いの剣と星に導かれし者 (角川ビーンズ文庫)
アドリア王国物語 誓いの剣と星に導かれし者 (角川ビーンズ文庫)

聖杯を探し求めるファンタジー第2弾。
前巻よりも徐々に世界観を広げていく感じがありますね。今回の舞台は迷宮の街でしたが、こんな感じで旅していくシリーズになっていくと良いなぁと思います。それにしてもこの水戸黄門感である。

☆あらすじ☆
“絶対記憶”を持つ少女エマは、主となったルース、その忠実なる騎士レイ、最凶騎士バルトと共に『聖杯』を探す。手がかりを追う一行が向かったのは、脱出不可能な『迷宮の街』。秘密の道を知る領主が、情報と引き換えに出した条件―それは、エマが一人娘の身代わりになり、結婚相手を選ぶ宴に出ること。バルトを護衛に、条件をのんで令嬢レッスンを受けるエマだったが、命を狙われ!?運命のラブ・ファンタジー、待望の続巻!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ルース、バルト、レイと共に旅に出たエマ。
ルースの臣下の証である「星」を与えられるために成果をみせなければならなくなり、エマたちは「幻黒の書」に多く名前が登場する「迷宮の街」を訪れます。

というわけで第2巻の舞台は「迷宮の街」ベルゲン
街並みが迷路のようになっているということでしたが、思っていたよりラビリンスな描写が控えめだったのは残念。エマにかかれば迷宮も形無しですね。地図を見る前にもっと彷徨ってほしかったかもしれませんw
迷宮の街という中二心をくすぐる舞台だったので、ストーリーのメインをお姫様の身代わりマナー講習ではなくて迷宮探索の方が良かったなぁとか思ってしまったんですが、私が少年向けラノベ脳なだけかもしれませんね(^_^;)
でもマナー講習のくだりはテンプレすぎて目新しさがなかったのはちょっと不満だったり・・・・・・。

 

肝心の聖杯については今回は空振り。
ですが「先生」は意外に早い再登場でしたね。なんだか意味深なことも言ってたし。
「聖杯」がどういうものなのかについてルースが推測してましたが、あれが答えだったらちょっと嫌ですねぇ。もうちょっと何か形あるものの方が良いな。

それにしても・・・・・・聖杯探しの旅が不正摘発の旅になるって、それなんて水戸黄門

 

ストーリーは少し既視感があるもので微妙だったのですが、キャラは前巻よりも生き生きとしてきたように思います。
エマ、バルト、ルースの三角関係もゆっくりじっくり進んでいる感じがとても良いです。ケンカしつつも仲良くなっていくエマとバルトに、ルースがちょくちょく牽制いれていくのがニヤニヤしました。ルースがんばれ!私は王子派。

 

エマとバルトの関係も、じっくりめに進んでますね。
バルトは無意識デレなのか?エピローグのデレ爆発(とまではいえないかもしれませんが)はなかなか凄かったですw

 

ストーリーに愚痴ってしまいましたが、世界観とキャラは良いし、なんていったって旅モノなので応援していきたいシリーズです。

次巻に期待!

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文野 あかね,天野 ちぎりKADOKAWA/角川書店
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