魔術学院の恋愛事情

『魔術学院の恋愛事情』(香月航著/一迅社文庫アイリス)★★★☆☆

魔術学院の恋愛事情 (一迅社文庫アイリス)
魔術学院の恋愛事情 (一迅社文庫アイリス)

「小説家になろう」からの書籍化作品。WEB版は未読でしたが収録内容以降の話が読みたくて読了後に閲覧してみました。結構カット多いんですね(主人公以外の視点で語られるサイドストーリーはほぼカットでした)。

体質目当ての美形先輩に言い寄られる女の子の物語です。
天然わんこ系ヒーローと、良い子なんだけど押しに弱いな!?とツッコミたくなるヒロイン。このふたりが追いかけっこする話だと思っていたんですが(あらすじ参照)、途中からバカップル爆ぜろとしか考えられなくなるような状況に。
最近読んだ中でトップクラスに入るくらい甘かったぁ・・・・・・(((゜Д゜;)砂糖を煮詰めて固めた物体に生クリームをデコったような糖度でした。
甘すぎると胸焼けするんだって思い出しましたよ。面白かったですけどねw

☆あらすじ☆
「メリル・フォースター、俺の子供を産んでくれ」魔術学院に通う、いたって平凡な少女メリル。ある日の放課後、彼女は突然名門貴族の美青年ギルベルトに押し倒されてしまって大混乱。しかも彼が迫ってきたのは、メリルの珍しい「体質」を手に入れるためで―!?家柄にも無駄な美貌にも興味はないし、好きでもない相手に体目的で迫ってくる最低男なんて、お断りです!逃げる少女と恋に不器用な青年の学院ラブコメディ。

以下、ネタバレありの感想です。

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クロックワーク・プラネット3

『クロックワーク・プラネットⅢ』(榎宮祐著・暇奈椿協著/講談社ラノベ文庫)★★★★☆

クロックワーク・プラネット3 (講談社ラノベ文庫)
クロックワーク・プラネット3 (講談社ラノベ文庫)

前巻の感想はこちらから

私は電子書籍なので物理的には分かりませんが、表示されたページ数がおかしなことになっててびっくりしました。
本来2巻に収録されるべき内容を二分冊にしたらしいのですが、これは三分冊にすべきだったのでは((((;゚Д゚))))
共著から協著に変更になっていたことにはあとがきを読んでから気がつきました。言われてみれば確かに全体的に榎宮祐節というか、ノゲラっぽいというか。文章も何だかノゲラ寄り?
少しだけ1,2巻とのノリが違うように感じたものの、キャラの勢いの良さと世界観の魅力、ストーリー展開の惹きつけ方は変わらず、3巻もとても面白かったです。
刊行ペースがとても遅いようだったので3巻ラスト次第では地獄を見るかも・・・とドキドキしていたのですが、1巻からの流れに一区切りがついてキリの良い終わり方だったので安心しました(*´∀`)

☆あらすじ☆
―全部、全て、何もかも、壊れた。死んだ地球のすべてが、時計仕掛けで再現・再構築された世界―“巨大兵器”が放った電磁場が、あらゆる時計仕掛けを否定する。自動人形も、全身義体も、区画・秋葉原さえも帯磁し静止する中、ただ人だけは一〇〇〇年前から変わらず、変われず、蠢き続ける。保身、欺瞞、虚偽、理想―空転する閣議と、国家非常事態宣言。“人々の総意”による破滅を前に、ナオトは嘲笑う。「行こうぜマリー、邪魔する奴は全部ブッ潰せばいい―!」現実は空想を超える!今一度、あの奇跡を証明しろ―!榎宮祐×暇奈椿×茨乃が紡ぐオーバーホール・ファンタジー第三弾!

以下、ネタバレありの感想です。

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