『新約 とある魔術の禁書目録〈インデックス〉5』(鎌池和馬著/電撃文庫)★★★☆☆
かれこれ2年振りくらいになる再読です。
ずっと読んでなかったんですが最近面白くなっていると聞いたので、改めてシリーズを追ってみようかと。
7巻まで持っているので多分そこまでは読んでるはずなんですが、全く内容を思い出せない・・・・・・なのでちょっと手前から読み直すことにしました(最初から読み直すのはハードル高い)。
学園都市の一端覧祭。その準備の裏でまたも上条さんはトラブルに巻き込まれていて・・・という内容なんですが、完全にプロローグでした。そうだった。この巻じゃ終わらないんだった。
☆あらすじ☆
11月。超巨大文化祭『一端覧祭』の季節がやってきた。そんなさなかに、ようやく学園都市に戻ってきた上条当麻。ロシアより勃発した第三次世界大戦を起因とする『対グレムリン遠征』を経て、ついにインデックスや御坂美琴とのほのぼのした平穏な日常が戻ってきた―。そう楽観していた上条当麻だが、意外な人物の登場で、その願いは虚しく霧散することに!?彼の前に現れた最強の『敵』とは?セルフ迷子メーカーなフレメアの保護者となって学園都市内を走り回る浜面仕上や、打ち止め(ラストオーダー)の子守りでキレる平常運転な一方通行(アクセラレータ)、リハビリついでに手料理を作る麦野沈利などなど…学園都市を舞台として、『新約』シリーズは新展開に突入。
以下、ネタバレありの感想です。
再読一気読みの予定なんで感想はサクッといきます。
一端覧祭準備回な内容ですね。
そんな中、上条はオッレルスや「グレムリン」の雷神トールの接触を受け、(なんか色々あって)「窓のないビル」に幽閉され、オッティヌス・グレムリン双方に狙われている不死の少女フロイライン・クロイトゥーネの救出をこころみることになる、という話。
話的にはプロローグで、この巻だけでは何も解決しないまま終わってしまいます。
そういえば、私が禁書から遠のきはじめたのって上条さんが段々かっこよく思えなくなってきたからなんですよね。
今回もなんだかんだで「困っている女の子を助ける」という選択をしてはいるものの、その思考経路を誘導されまくった挙げ句に自分でも整理できてないまま行動している感じがちょっと気持ち悪くて。うーん。
(内容はうろ覚えですが)新約に入ってから色んな勢力に利用されまくって疑心暗鬼になるのもわかるんですけどね。
あとがきにあるように、ここらへんは「上条当麻の成長」のための下準備だったわけなんでしょう。いざ動き出すとちゃんと上条さんなんだけどなぁ。
さて、オッレルスの意図もグレムリンの思惑もトールの真意もわからないまま、フロイライン救出に動き出した上条さん。
一方で、フロイラインと接触したことによってピンチに立たされた様子のラストオーダー。
騒動の結末は一体どうなってしまうのか。
6巻も読んだはずなのに、どんな内容だったかちっとも思い出せてません((((;゚Д゚))))
なので次巻を読むのが楽しみです!w
序章で出てきたインデックスの相変わらずの扱いに涙を禁じ得ない・・・・・・(´;ω;`)
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