クロックワーク・プラネット2


『クロックワーク・プラネットⅡ』(榎宮祐・暇奈椿著/講談社ラノベ文庫)★★★★☆

クロックワーク・プラネット2 (講談社ラノベ文庫)
クロックワーク・プラネット2 (講談社ラノベ文庫)

前巻の感想はこちらから
クロックワーク・プラネット1 | 晴れたら読書を

「時計仕掛けの惑星」となった1000年後の地球を舞台とするファンタジー第2弾。
1巻プロローグの秋葉原でのテロ行為の経緯が語られるストーリーとなっています。なるほどこうつながるのか、という感じ。
1巻同様、とても面白かったです!
リューズさんの毒舌クーデレも相変わらず可愛かったですが、今回のヒロイン(むしろ主人公?)はマリーだったかな。

☆あらすじ☆
死んだ地球のすべてが、時計仕掛けで再現・再構築された世界――“時計仕掛けの惑星”。京都パージ未遂事件から三週間後、マリーのもとに謎の通信が入る。ナオトたちは発信源である区画・三重に向かうが、そこは全てが停止したゴーストタウンと化していた! 都市最深部に潜入した彼らが見たのは、条約違反の“巨大兵器”と幼い少女の自動人形――『永遠』を体現する最強のInitial-Y――。
「おねえちゃん――わたしを、壊して――」
……世界は修正を許さない。破綻した歯車は軋みを上げて螺子狂い、少女の悲嘆をすり潰してなお加速する――――!!
榎宮祐×暇奈椿×茨乃が紡ぐオーバーホール・ファンタジー第二弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

マリー宛に送りつけられた謎の通信。
ぶっ飛ばしてやる!と意気込むマリーについていくナオトたちが見たのは市機能の生命線・時計塔が停止しゴーストタウン化した区画・三重の異様な姿
そして通信の発信源を追って潜入した都市の最深部にいたのは都市を蹂躙しうる巨大兵器と、それを守っているリューズの姉妹機アンクルだった・・・・・・というところから始まるのが今回の話でした。

 

巨大兵器を隠し持つ三重と、これを権威復活に利用しようとする東京の激突を回避したい。なおかつ、強制的にコントロールされてしまっているらしいアンクルを奪取したい。
そういう思惑があってナオトたちがとった行動が、1巻プロローグの秋葉原テロにつながったわけですね。
2巻を読んでから1巻プロローグを読み直すと、確かにナオトのモノローグで動機が語られてました。「超絶可愛いあのコ」ってのはアンクルのことだったのか。

 

一方で今回はマリーにスポットが当たっている時間が長かったマリー回ともいえる内容でした。
マリー良いですね。彼女はヒロインの1人というよりは、ナオトと並び立つ主人公という感じがします。
彼女の弱さと強さは、読んでいてとても気持ちがいいです。天才だからこそ這いずってでも困難に立ち向かうんだ!という誇り高さがとても好ましい。
このシリーズで一番好きなキャラです。
次点はハルター。マジ渋い。

 

ナオトとリューズは安定のバカップルでした。
今回は途中ロストしてたので出番少なめでしたが、後半のアンクル戦とマスター認証のところでしっかり主人公としての存在感を出してましたね。

しかし気になるのはナオトの正体。

地下で出会った老人はナオト=「Y」(の生まれ変わりか後継者か)だと確信しているようですが。
そういえばリューズがナオトをマスター認証したのも指ペロだけだと思ってたんですけど、そういえば認証する前からナオトをマスターにしたがってましたね。
1巻のときも端々でナオトの行動をコントロールしてたっぽいですし、今回のアンクルもそうですし、うーん????

 

アンクル救出は成功したものの、防げなかった巨大兵器による電磁場制御。
全ての歯車技術が停止しブラックアウトしたところで次巻に続く、と。
いやぁ3巻出ててほんと良かった。続きもすぐ読みます!

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