狂伯爵と買われた花嫁3 不器用な蜜月


『狂伯爵と買われた花嫁3 不器用な蜜月』(梨沙著/一迅社文庫アイリス)★★★★☆

狂伯爵と買われた花嫁: 3 不器用な蜜月 (一迅社文庫アイリス)
狂伯爵と買われた花嫁: 3 不器用な蜜月 (一迅社文庫アイリス)

前巻の感想はこちらから
狂伯爵と買われた花嫁2 新婚旅行にご用心! | 晴れたら読書を

次巻完結だそうです。テンポや長さ的にみればちょうど良いですね。
最近気に入ったばかりのシリーズなので完結してしまうのは残念ですが。
今回も前回に引き続いて皇都です。そして舞踏会!
子犬化が止まらない旦那様もだいぶ色々学習して成長してきています。リリアンもそろそろクリストファーを異性として意識してきたかな?
ジェラルドの過去が明らかになったり、舞踏会で大事件に巻き込まれたりと今回も忙しい内容でしたが、さてここからどうやって話をまとめていくのだろう・・・・・・?

☆あらすじ☆
「舞踏会へ行こう!」え?私、ダンスなんて踊れません!断ろうとしたけれど、積極的な旦那様に押し切られ舞踏会に行くことになった新妻の私。華やかな舞台で待っていたのは、魅惑の貴公子との出会いと危険な恋の罠?しかも、なんだか最近、旦那様のスキンシップが過剰で…!?剥製作りが趣味の美貌の青年伯爵クリストファーと、彼に一目惚れされ“素材”として購入された花嫁リリアンの“死”からはじまるラブファンタジー第3弾。王宮舞踏会編登場!

以下、ネタバレありの感想です。

 

まず最初の口絵で萌死にました。
弟たちが可愛いこと可愛いこと!そしてそれに同レベルで張り合うクリストファーはとても残念でした!w

 

今回は、王宮主催の舞踏会に出ることになるというお話。
序盤はその準備に追われるのですが、さらっとクリストファーの義母エリザベートが登場しました。
虐待・・・・・・なんかちょろっと出てきたんですがこんなちょろっと流しちゃっていいんでしょうか。小さい頃のクリストファーはどれだけ不憫な子だったんだ(´・ω・`)
ヒステリックだったエリザベートも人たらしなリリアンにかかればチョロかったですね。あっという間に良き母です。
まぁ、ここを深く突っ込んでも後味悪くしかならないんで、これくらいのバランスで良いのかもしれません。

 

そしていつもの一同は王宮舞踏会へ。
クリストファーとリリアンのダンスに笑いましたw楽しそう!
あとカーン何でついてきちゃってるんですか。この人の存在意義がどんどん薄れててもうなんか途中で消えてても気づかないかもしれません。

平和に始まった王宮舞踏会ですが、空の旅団のエルが登場したことにより雰囲気は一変してしまいます。
あやしげなお香騒動からの皇帝暗殺の流れは展開が早すぎて途中の描写が少し雑に感じたのは残念でしたが、血なまぐささと緊迫感はすごかったですね。
王宮なのに警備ザルかよ!って内心ツッコミまくりだったんですが・・・・・・まぁオトリだったわけだし、うん。
でも赤ん坊の皇子に誰でも会える状況ってかなりオカシイと思うんですけどどうなんでしょう?(あれも影武者だったんだっけ?)
色々引っかかるところはあったものの、勢いのある展開で面白かったです。
ドーラの壊れ方は好きだったんですが、最期はあっけなかったですね。彼女らしいともいえるのかもしれませんが。

 

舞踏会の最中には、ジェラルドの過去も明らかになりました。
ジェラルドが「青白き館」にいた理由が想像以上にエグかったですね・・・薬漬けで娼館か・・・・・・
彼が薬に偏執的なまでにこだわるのも仕方ないのか。でもなんだかやりきれませんね。
それにしても三角関係に突入するんですかしないんですか。なんとなくこのままリリアンへの淡い想いを抱いたまま終わりそうな気もします(あと1巻だし)

 

そして、そろそろ本格的に怪しくなってきたリリアンの出自。
皇族関係?と思ってはいたものの、ここでまさかドーラの祖国タルダタールの名前が出てくるとは予想外でした。
記憶喪失の父親の正体がますます気になってきますね。というか、父親は記憶ないのに皇族の所作をリリアンに教えることができたってどういうことでしょう?体に染みついてた?それとも記憶喪失が嘘だった?
リリアンが薬物関係で変わった反応するのも関係あるのかな?そういえば彼女が最初になぜ仮死状態だったのかの理由もまだ不明なんですよね。あれについてもジェラルドが何かおかしな点があるって言ってましたし。

 

なんだか物語は重たい雰囲気が漂ってきましたが、今回はクリストファーがとても良い動きをして空気を軽くするのに役立っていましたね!
一生懸命学び成長している姿が格好良かったです。頼りになるのかならないのか今イチわからないのは変わりませんがw
自分で着替えられるようにもなったし、ロバート離れもだいぶ進んできましたねぇ。独り立ちも近いかな。
舞踏会と貴族たちとの交流でオトナの知識も結構身につけたようだし、次巻でそれがどう活かされるのかとても楽しみですw

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梨沙,アオイ 冬子一迅社
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