狂伯爵と買われた花嫁1 愛と殺意の新婚生活!?


『狂伯爵と買われた花嫁 愛と殺意の新婚生活!?』(梨沙著/一迅社文庫アイリス)★★★★☆

狂伯爵と買われた花嫁: 1 愛と殺意の新婚生活!? (一迅社文庫アイリス)
狂伯爵と買われた花嫁: 1 愛と殺意の新婚生活!? (一迅社文庫アイリス)

発売当初から気になってはいたものの、「ネクロフィリアなヒーローって、またキワどいところ狙い撃ちしてきたな・・・・・・」と何となく積みっぱなしだった本作。
満を持して読んでみたらこれが意外にすごく面白かったんでビックリです!
剥製大好きで死体だったときのヒロインに一目惚れするというだいぶ変態なヒーロー。ですがどこか可愛くて、そんなヒーローにつられて物語全体も可愛げのあるものでした。同時進行するダークな犯罪に主人公達が巻き込まれてはいくものの、基本的にはフフっと笑ってしまう感じのラブコメです。フリルエプロンの執事に萌えた。
そういえば梨沙さんの著作を読んだのは「華鬼」以来だったなぁ。

☆あらすじ☆
旦那様の趣味は剥製作り。そして、そんな旦那様に一目惚れされ、“購入”されてしまった私。え?生きてる私に興味はない?私を殺して永遠の愛を誓うってどういうこと!?狂伯爵と呼ばれるクリストファーと、彼と結婚して一緒に暮らすことになってしまったリリアン。二人の新婚生活は愛と危険がいっぱいで―!?美貌の青年伯爵と花嫁の“死”からはじまるラブファンタジー!

以下、ネタバレありの感想です。

 

主人公のリリアンが目覚めたのは見知らぬ屋敷の棺の中。そばにいたのは謎の美形・クリストファー
仮死状態のリリアンを死体だと勘違いしてお買い上げしたクリストファーは、目覚めてしまったリリアンをもう一度殺して剥製にしようとします。しかし逃げたリリアンがケガをしてしまったため、とりあえずは完治するまで剥製にするのを待つことになり、リリアンはクリストファーの屋敷で暮らすことに。

・・・・・・て感じで始まるんですけど、もうどこから突っ込めばいいやらw

 

ネクロフィリアなヒーローってもしやあれか、と思っていたらあとがきでちゃんと書いてありました。そう。白雪姫に出てくる王子様ですよ!もしかしたら世界で最も有名な変態さんかもしれないあの王子様です。

 

出自がめんどくさすぎて「生」への倦怠感をまとっていたクリストファー。そんな彼は死体状態のリリアンに一目惚れしたにもかかわらず、生き返って元気に動き回る彼女に次第に惹かれていくようになります。
リリアンはどうにか剥製になれないように必死に逃走計画を練っているのに、その横でクリストファーが「リリアンを見ていると胸が痛い・・・・・・はっ、これは病気!?」とかとぼけたこと言っているのが大変ツボでした。可愛すぎるイキモノだ!趣味だけどうにかしてくれ!

 

そんな感じでリリアンたちはほのぼのとした(?)生活を送っているのですが、一方近隣の村では行方不明者が続出するという怪事件が起こっており、中盤以降で主人公たちはこの事件に巻き込まれていきます。

てっきりカーンが犯人だと思ったのに!!

ただの横恋慕な当て馬くんでした。しかも次巻以降も登場する感じなんですねこの人。ウケる。

 

クリストファーの正体も事件のついでに分かったりしましたが、過去の詳細はまだ不明ですね。ジェラルドがなぜ一緒に隠居しているのかも気になるところ。

そういえばジェラルドもリリアンのこと好きなのか、それとも単に「お願いしてくるリリアン」にゾクゾクしてるのかよくわからなかったなー・・・変態しかいないことはよくわかった。

 

唯一の癒やしはロバートさんです。フリルエプロン着用ではにかむおじさんとか可愛すぎです。
でも食材になる家畜に名前つけるのはちょっと理解出来ないかな!(´;ω;`)

 

リリアンとクリストファーの噛み合ってなさ過ぎる会話が楽しい作品でした。
結局、剥製作りを諦めたわけじゃなくて、リリアンがもっと美人に成長するまで待つ、というところで落としたのは大変イイと思います。頭のおかしいヒーローが普通の恋をしたら、それ普通のヒーローですもんね!
そういえば何でリリアンが仮死状態になったのかとか説明なかった?ですよね??次巻以降で明かされるのかな。

ああ楽しかった!2巻も早く読もう( ´ ▽ ` )

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