アオイハルノスベテ2


『アオイハルノスベテ2』(庵田定夏著/ファミ通文庫)★★★☆☆

アオイハルノスベテ2 (ファミ通文庫)
アオイハルノスベテ2 (ファミ通文庫)

前巻の感想はこちらから
アオイハルノスベテ1 | 晴れたら読書を

2014年11月刊。
期間限定対象限定な異能力を持った高校生達の「死ぬ気で頑張る」を描く青春小説第2弾。
文化祭編であり、プロレス大好き木崎さんの回でもあります。
前巻以上に青春していました。シリーズ全体の謎はまだまだ全容が見えてきませんね・・・・・・先行きの読めない作品ですが、それが面白いです。

☆あらすじ☆
「世界をやり直したいと思う?」まひるの問いかけに、驚きながらも詰め寄る浩人。しかし彼女が出したのは、文化祭の成功という交換条件と、二カ月後に学校を辞めるまで待って欲しいという予想外の要求だった。その上、まひるが新たな“シンドローム”―過去を読み取る力を使えることを知り…!?かくして始まった、死ぬ気で取り組む文化祭。果たして浩人はまひるの望みを叶えることが出来るのか!?オールデイズ青春グラフィティ、想いと涙の第二巻!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

「運命の死」から逃れる手段を文字通り必死で探す浩人。
今回はそんな彼に意味深なセリフを残した木崎まひるのターンです。

転校を控えたまひるが出した条件によって文化祭を盛り上げようと奮闘する浩人ですが、一方で自分の死が頭にあることから無意識に周囲と距離を取り始めてしまいます。
もうこの辺が本当にイライラしました!
頑張ろうって言ってるくせに頑として「それぞれが頑張る」という一線を譲らない。そんなんで悔いのない青春が送れるか!(*`・з・)

 

そういうストレスのたまる展開から一転、浩人が考えを改めて全員で文化祭での入賞を目指して頑張る後半はすごく面白かったです。
部外者には見えない〈シンドローム〉を文化祭でどうやって活用するのか疑問でしたが、面白い魅せ方をしていましたしね。裏文化祭の宝探し、すごくやってみたかったですww

 

はぁ〜青春だなぁ、と思える2巻でした。
まひるの「いつのために生きているの?いったいいつが人生の本番なの?」という疑問への「いつだって本番なんだよ」という解答がすごく印象的でした。
いつだってその時のために頑張らなきゃいけないんですよね。私も心に刻もう。

 

それにしてもあのオチw
まひる転校しないのかよ!
最近は本当にキャラがいなくなる話が多かったので王道的展開のはずなのに予想外でしたw脱力(´∇`)
まぁ2巻でかなりまひるが好きになったので素直に嬉しいですけどね。

 

浩人のやけっぱちは解消されましたが、〈シンドローム〉にしても浩人の運命にしてもまだまだ謎が多いですね。
浩人の姉と生徒会長の関係も気になりますし、「宝」の正体である〈シンドローム〉を卒業後も継続する方法やその真意も謎です。
問題の屋上は現実とは違う場所だということですし、もうワケがわからないよ!ドキドキしますね!

そして次巻はついに大河内葵のターンみたいですね。彼女の「計画」とは??

3巻も楽しみです。

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