やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5


『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5』(渡航著/小学館ガガガ文庫)★★★★☆

ガガガ文庫 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5(イラスト完全版)
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前巻の感想はこちらから

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9」感想記事(旧ブログ:みかこの読書日記)

発売日に買ったはずなのにずっと積んでしまってました。
書店で見てビクっとするような厚さだったことと、なぜか勝手に短編集だと思ってたせいですね。
6巻と7巻の間の話で、アニメ番外編の裏側を描いた体育祭編。アニメDVDの特典小説を加筆修正・再編成したものですが、めちゃくちゃ通常営業のはまちでした。相変わらず人間観察が上から目線なのか下から目線なのかわからない八幡がそこにちゃんといてくれました。
9巻がめちゃくちゃ良かったし、今さら過去の話とかねー・・・とか思っててすみません。面白かったです。

☆あらすじ☆
文化祭が終わった直後。「体育祭を盛り上げたい」という生徒会長・城廻めぐりの依頼を奉仕部として手伝うことになった八幡や雪乃たちだが、そもそも体育祭実行委員長も決まっていない。そこで担ぎ上げられたのは、文化祭でも実行委員長を務めた、あの相模南だった…。TVアニメシリーズで著者自らが脚本を手がけた番外編「だから、彼らの祭りは終わらない。」を元にした特典小説を文庫本用にディレクターズカットし、再構成。ドラマCD付き特装版で音声収録された9巻直後のクリスマスパーティーのエピソードの小説版も加えて収録。

以下、ネタバレありの感想です。

 

奉仕部に届いた2つの依頼。
めぐり先輩からの「体育祭を盛り上げたい」というものと、三浦からの「相模南がウザい」というもの。
これらを一挙に解決するため、奉仕部の面々は相模南を体育祭の実行委員長に担ぎ上げ、自分たちがサポートをする、という方法をとります。

 

八幡が作中散々言っているように、人はそう簡単には変われないもの。
さがみんなんか連れてきちゃって大丈夫かなぁーと思っていたら、案の定実行委員会は次第にガタガタと崩れていきます。

途中までは完全に文化祭の二の舞。ただし、今回は相模が悪意の標的として明確に矢面に立ったことから、なんというかエグかったですね。
「よっ友」レベルの友達が一番簡単に手のひら返すんですよね。あれ?やっぱりそれ友達じゃないんじゃ・・・・・・。やっぱり友達というのは狭く深くが一番です。

徐々に組織が機能していかない様子の描写は相変わらず流石の一言。あるあるすぎて胸が痛いです。
それにしても文化祭がああだったにも関わらず、八幡達が後手後手にまわったのはやはり人間の感情のうねりというものを御するには経験が足りていなかったということでしょうか。
相模の成長というか自信を取り戻させようとするのが狙いの一つだったから、あえてギリギリまで手を貸さなかったのでしょうが、そうして手をこまねいているうちに事態を悪化させたような。んー、でも事前に何ができたかというと難しいですね。

 

そんなこんなで荒れに荒れた体育祭の準備。
相模の結末については、リアリティがあるものでありつつ妥当なものだったかと。八幡の失格行為をうやむやにするあたり、イイ性格になってきているのかもしれませんね。
体育祭本番は割とアニメ通りだったような。コスプレ見たかった(アニメどうだったっけ?もう忘れてしまった)。

 

そういえば、ちょこちょこと八幡が奉仕部がなくなることへの覚悟を確認している描写がありましたね。これが9巻につながると考えると胸が熱くなります。

 

B.T. ぼーなすとらっく!そのクリスマスキャンドルの灯が揺れる時・・・・・・。
9巻の後のクリスマスの話です。
捻デレがデレた後ですよ。なんとなく八幡のツッコミが優しかったり、由比ヶ浜と目が合ってモジモジする姿がちょっと可愛らしかったりしてるような気のせいなような。
決定的なのはシュシュのプレゼントですが。シュシュって!何でそんなピンポイントに可愛いモノ選んじゃったの!自分で選んじゃったの!?なんですかこの可愛いイキモノ。
早く10巻の八幡をみたくなるようなクリスマス回でした。
あと、平塚先生は可哀想だから早く誰かもらってあげてください。クリスマスケーキを婚期でたとえるネタは私にもダメージ大きいんでやめてください。

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