クロス†ウィザード 魔術都市と偽りの仮面

『クロス†ウィザード 魔術都市と偽りの仮面』(しきや著/HJ文庫)★★★☆☆

クロス†ウィザード-魔術都市と偽りの仮面- HJ文庫
クロス†ウィザード-魔術都市と偽りの仮面- HJ文庫

HJ文庫大賞の銀賞受賞作です。
魔術師が集められた都市を舞台に、魔術師組織の請負人(殺し屋?)の活躍を描くファンタジーです。
この巻では魔術都市で起こっている「獣人事件」の謎を主人公たちが追っていくわけですが、少し設定に凝りすぎてわかりにくく感じる部分もあったものの、全体的には面白かったです。
回収されていない伏線がたくさんありますし、新シリーズの序章というところなのでしょう。
ダークヒーロー系主人公と、彼と同棲することになる世話焼きヒロインの関係は可愛かったです。もうちょっとヒロインに個性があればもっと良かったかな。

☆あらすじ☆
壁に囲われた孤島にある都市『桐ヶ谷』。そこは“魔術”の才能を持つ者の為に作られた施設であり、牢獄であった。両親を失い、“魔術”の才能の有無も不明のまま桐ヶ谷にやって来た白藤陽彩は、その初日から“魔術”に関する事件に巻き込まれ、仮面を被った男に命を救われる。その男は“黒の断罪者”と呼ばれる悪名高き『魔術師殺し』だった。第8回HJ文庫大賞銀賞受賞作。

以下、ネタバレありの感想です。
続きを読む クロス†ウィザード 魔術都市と偽りの仮面

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5』(渡航著/小学館ガガガ文庫)★★★★☆

ガガガ文庫 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5(イラスト完全版)
ガガガ文庫 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5(イラスト完全版)

前巻の感想はこちらから

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9」感想記事(旧ブログ:みかこの読書日記)

発売日に買ったはずなのにずっと積んでしまってました。
書店で見てビクっとするような厚さだったことと、なぜか勝手に短編集だと思ってたせいですね。
6巻と7巻の間の話で、アニメ番外編の裏側を描いた体育祭編。アニメDVDの特典小説を加筆修正・再編成したものですが、めちゃくちゃ通常営業のはまちでした。相変わらず人間観察が上から目線なのか下から目線なのかわからない八幡がそこにちゃんといてくれました。
9巻がめちゃくちゃ良かったし、今さら過去の話とかねー・・・とか思っててすみません。面白かったです。

☆あらすじ☆
文化祭が終わった直後。「体育祭を盛り上げたい」という生徒会長・城廻めぐりの依頼を奉仕部として手伝うことになった八幡や雪乃たちだが、そもそも体育祭実行委員長も決まっていない。そこで担ぎ上げられたのは、文化祭でも実行委員長を務めた、あの相模南だった…。TVアニメシリーズで著者自らが脚本を手がけた番外編「だから、彼らの祭りは終わらない。」を元にした特典小説を文庫本用にディレクターズカットし、再構成。ドラマCD付き特装版で音声収録された9巻直後のクリスマスパーティーのエピソードの小説版も加えて収録。

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5