対魔導学園35試験小隊6 瑠璃色の再契約


『対魔導学園35試験小隊 6.瑠璃色の再契約』(柳実冬貴著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆

対魔導学園35試験小隊 6.瑠璃色の再契約 富士見ファンタジア文庫
対魔導学園35試験小隊 6.瑠璃色の再契約 富士見ファンタジア文庫

前巻の感想はこちらから
対魔導学園35試験小隊5 百鬼の王 | 晴れたら読書を

表紙が美しいですね。見ての通りのラピス回です。
舞台を対魔導学園の外に移してのリスタート。修行シーンがあるラノベは昨今珍しいってどこかで聞いたような気がします。
前巻からどんどん面白くなってきているこのシリーズ。気になっていた伏線もやっと回収され少しずつ全貌が明らかになってきたのでしょうか。
あとがきの「ホーンテッドが仲間になりたそうな目でこっちを見ている」には笑いましたw

☆あらすじ☆
残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』には、劣等生の寄せ集め部隊『第35試験小隊』が存在する。幻想教団=魔女達の育成機関『魔導学園』に捕らわれたタケル、ラピス、マリの3人は、このままだと処刑されるという危うい立場にいた。魔導学園での生活を強いられる中、どういうわけかタケルを拒絶し続けるラピス。「あなたは私を手放した。それが全てです」そんな中、幻想教団の過激派『全能の魔女』のエリザベーテがラピスへと襲いかかり―。失われた絆を取り戻す学園アクションファンタジー!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

魔導学園に連れ去られたタケル。
そこで彼は、「ミスティルテイン」であるラピスの正体と過去を知ることになる、というのが第6巻の内容でした。

話がますます動いてきましたね!
声だけはずっと登場していたマザーグースも出てきたし、一見平和そうな内側の世界で起こる東西の確執も明らかになりました。
そんな中で、タケルはラピスを奪いにきた「全能の魔女」エリザベーテと戦うことに。
フルパワー状態のマリも大活躍しつつ、街中を駆け巡っての死闘は熱かったです!
戦いの最中にタケルが叫んだ「仲間をそんな線引き如きで切り捨てるのはクズのすることだ・・・・・・!」「憎しみの対象だけ都合良くひとくくりしてんじゃねぇ・・・・・・!」って名セリフだと思うのですよ。

 

それにしても、魔女側は想定外に大きな組織だったわけですが、やはり一枚岩じゃないんですね。
ホーンテッドの立ち位置はさらにキワどいところにあったわけですが、まぁ変態だしそんなに意外でもないか。

 

というかホーンテッド!
この変態が出てくるとゲスなのにワクワクしてしまうんですよね〜。それだけ魅力のある敵キャラということでしょうか。
ピンチのタケルの前に現れたときに「え、共闘しちゃうの?仲間になっちゃうの?興醒めだわ」とか一瞬でも思った私が愚かでした。
ホーンテッドさんは心底どこまでも変態でした!良かったー、ほんと良かったw
あのシーンすごく好きです。共通の敵を倒しつつも、背中合わせになった瞬間に斬り合うタケルとホーンテッド。まさに乱戦。滾る!

 

しまった、ラピス回なのにラピスより先にホーンテッドを熱く語ってしまいました。

 

黄昏仕様「ミスティルテイン」の真実と、前の宿主である草薙ミコトとラピスの関係がついに判明。
ラピスについてもこれで大体明らかになり、完全に落としましたね。さすが万能型スケコマシ!小っ恥ずかしいセリフを喋らせれば他の追随を許さない主人公です。
というか、もうこのシリーズ、ラピスがメインヒロインでいいんじゃないですかね?すごくいちゃいちゃしてたし。3巻の斑鳩を超える密着度でした。
エリザベーテとの決戦シーンでの、共に戦う相棒という感じもすごく良かったですしね。魔女狩り化のセリフが今までで一番格好いいと感じるシーンでした。

 

次巻は他の小隊メンバーのほうに視点が移るのかな?タケルは無事に正体メンバーと合流できるのでしょうか。なんかピンチっぽいんですが。
カナリアと斑鳩の対面もドキドキします。
そして諸悪の根源である鳳颯月の正体と目的はいつ明かされるのか。

続きが気になります!早く読まなきゃ!

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