十三矛盾の魔技使い1

『十三矛盾の魔技使い(ソルヴァナイト)』(十階堂一系著/電撃文庫)★★★★☆

十三矛盾の魔技使い (電撃文庫)
十三矛盾の魔技使い (電撃文庫)

魔技という超能力と魔法を足して2で割ったような異能を扱う少年少女が集う学園。
そこでは、各学年各学期の成績1位に「ソルヴァナイト」という称号が与えられる。しかし、1年生の1学期のテスト結果で13人が同率1位となってしまい、真の「ソルヴァナイト」を選出するために、13人はサバイバルゲームで勝者を決めることになる、という話でした。
仁義なきサバゲー、ということでハラハラしながら読んだのですが熱き青春のスポーツもの的な側面もあり、相手の策を読み、裏をかき、友情あり、涙あり、百合あり、ホモありのなんだかお祭り騒ぎのような1冊でした。超面白かったです!!
13人の少年少女の視点を交錯させつつ物語が進むため、最初は名前とキャラクターを覚えきれずに混乱しましたが、中盤過ぎたあたりからページをめくる手が止まらないほど物語に没頭してしまいました。
一応読み切り的な終わり方はしていますが、世界観や設定的にシリーズ化もできそうです。ぜひ続編を!

☆あらすじ☆
「魔技」―それは世界を変える技術。その最先端を走る学園の首席称号「ソルヴァナイト」こそは、魔技の世界のトップ層であることを、最上の魔技使いであることを、何より雄弁に証明する。しかし、本年の学年最優秀生徒たる順位を得た生徒は―十三人もいた!?さあ、たった一人だけが勝ちぬけられる泥試合が始まる。十三の矛盾が激突する、生き残り競争が始まる。才能が集う驚異の世代「上澄みの集中」。その真のトップを巡って、天才たちの天災的な大乱戦が、今始まる―!魔技と魔技が激突するバトルロイヤル・マギ・アクション登場!

以下、ネタバレありの感想です。

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