魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉10


『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉10』(川口士著/MF文庫J)★★★★☆

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉10 MF文庫J
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉10 MF文庫J

前巻の感想はこちらから
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉9 | 晴れたら読書を

ついに最新刊に追いつくことができました(2014年11月現在)。
第2部完結巻です。記憶を失ったティグルはどうなるのか。
振り返ってみると第2部は全編を通して次の展開への準備回といえるような。良い感じに主要人物が出揃い、敵勢力の内情もうっすらと判明してきたような気がします。
冬か春にスタートするという第3部も楽しみです!

☆あらすじ☆
エリザヴェータの力を借りバーバ=ヤガーを退けた“ウルス”ことティグルだったが、その矢先に魔物の力で見知らぬ森の中に飛ばされ、ムオジネル人ダーマードと出会う。ティグルの消息を探るダーマードに剣を突きつけられ、ティグルは絶対絶命の危機に。一方、エレンの命令を受けたリム、マスハスとティッタの三人はついにルヴーシュの公都にたどり着いた。同じく公都に帰還したエリザヴェータは、あらためてバーバ=ヤガーと戦うことを決意する。さらにガヌロンが暗躍し、ブリューヌとジスタートに新たな動乱の火種を撒く。混沌が加速して世界が人知の及ばない狂気を帯びていく中、時代が、英雄の復活を待ち望んでいる―大人気美少女ファンタジー戦記、第10弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ティグルの記憶が戻ったーーーーー!!

戻っちゃいました!
エリザヴェータとはここでお別れなんですか!?メインヒロインなのに!?(注・偏りまくった私見です)
ティグルが別れを告げるシーンは、エリザヴェータに感情移入しすぎて読んでて本当に苦しかったです・・・・・・もうウルスでいいじゃない、と思ってしまった。これでエリザヴェータの出番が減るなんて悲しすぎます・・・・・・。ラストの挿絵が神々しすぎて、ほんとにこのふたりで幸せになってほしいと思ってしまいました。「できることなら、って言ったわね?」でキスくるー!と期待したのはきっと私だけじゃないはず(´・ω・`)ハグだけか・・・・・・

うーん。やっぱりメインヒロインはエレンなんですね。揺るぎませんねぇ。
いや、エレンも大好きなんですけど。でも第2部はエリザヴェータが1部のエレン以上にヒロインしてたんで、惜しんでしまうのは仕方ないですよね。

 

今回は、バーバ=ヤガーとの決戦を経てティグルが記憶を取り戻す話でした。
エレン、リム、マスハス、ティッタがやってきたことで、雰囲気は1部のときのよう。和む。そして安定のティグルのラッキースケベ。なぜあそこで女子部屋に突入したし。
エリザヴェータは無事にヤガーが与えた力の呪縛から解放されて、寂しくはあるものの第2部としては円満に終了した感じですかね。

 

その一方で、(本当に少しずつですが)敵勢力である怪物たちの内情もみえてきました。
ガヌロン公爵の立ち位置が意外。てっきりドレカヴァクの仲間かと思っていたらどうも敵対関係?(ドレカヴァクは違う認識のようですが)
自分が化け物のひとりであるという事に否定的なのはどういう理由があるのか。
バーバ=ヤガーを吸収したのにはびっくりしましたし、彼の正体と目的はますます謎めいてきていますね(@@;)

 

第3部でどこまで話を詰めるのかはわかりませんが、そろそろ化け物たちの目的、黒い弓の正体、「魔弾の王」の意味(魔王ってどういうこと??)とかの謎に迫って欲しいですね。
今巻のラストでなぜ入れたかよくわからなかった対カザコフ戦はエリザヴェータの影響力拡大の布石になるものでしたし、彼女の行動にも注目ですね。ティグルとまともに接触していない最後の戦姫ですし。
あとブリューヌの内乱は第3部以降に持ち越しですか。ムオジネルの動きも気になりますし、どういう展開をみせてくれるのかとても楽しみです。

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